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Spring Frameworkはもともと、面倒なJavaEE環境における開発を簡易化する軽量のDIコンテナーとして有名になったので、あまり、そういうイメージがないのですが、実は、JavaSEのAPIを簡易化するためのライブラリーとしてもかなり良く設計されていると思います。実際、Springは低結合性、高凝集性、インターフェースに対するコーディングなどオブジェクト指向の設計がかなり徹底されているため、部分的な部品のつまみ食いも比較的容易なのです。ここでは、意外に知られていないSpring FrameworkのJavaSE簡易化機能についていくつか紹介したいと思います。これらの機能を流用して使いこなすことで、Webアプリケーションに限らず、さまざまなプログラムでJava言語を使った開発の生産性を向上させることができると思います。 JavaBeansに対するプロパティアクセスの簡易化 Spri
以前に、Java5の型システムを理解するにはリフレクションAPIを使ってみるのが最短の近道になる - 達人プログラマーを目指してで、Java5からリフレクションAPIで総称型を扱うために導入されたTypeインターフェースについて説明しました。復習しておくと、 Classクラスからは型消去された実行時の型情報のみが取得できる Typeインターフェースを使うと、拡張されたリフレクションAPIを使って、フィールドやメソッドなどで宣言されている総称型の情報を得られる ということでした。しかし、そこでの例で示したようにリフレクションAPIを使って総称型の情報を得るのはチェック例外の処理が面倒ですし、また、例外を無視しても、結構回りくどい処理が必要となります。 今のところあまり知られていないようですが、もし、Spring3が利用できるのであれば、TypeDescriptorというクラスを利用すると、こ
正攻法でアクションハンドラメソッドのメタ情報を取得することは困難 開発で利用するフレームワークを作成する際には、実行対象となるオブジェクトの型やメソッドに付けられたアノテーションなどのメタ情報を利用したい場合が多くあります。特に、Spring MVCを拡張してさまざまなことを裏でやらせたい場合には、現在実行中のクラスやメソッドのメタ情報(ClassクラスやMethodクラスのインスタンス)をスレッドごとにグローバルにアクセス可能なコンテキストオブジェクト内に記録しておくと便利です。なぜなら、Springの場合ViewResolverやViewなど独自に拡張可能なインターフェースが多数提供されているものの、通常の手段では実行中のクラスやメソッドの情報をパラメーターなどから簡単に取得できないことが多いからです。 たとえば、Spring MVCでセッション属性のキーをコントローラーごとに別々にす
バージョン3以降のSpring MVCでは、コントローラーのメソッドからJSON文字列を簡単に返却させることができます。以前のバージョンでもビュークラスを独自に拡張することでJSONの返却は一応可能でしたが、最新バージョンでは非常に簡単にJSON対応させることができ、Ajaxライブラリーを使ったWebアプリケーションやサービスの開発が容易になっています。 Ajax Simplifications in Spring 3.0 コントローラーをJSON対応させる手順 コントローラーをJSON対応させるためには、まず、JacksonというJSON処理ライブラリーをクラスパスに通す必要があります。Mavenを使う場合は、pomに以下を追加します。 <dependency> <groupId>org.codehaus.jackson</groupId> <artifactId>jackson-cor
Spring Frameworkというと、Seasar2と共にDIとAOPの軽量コンテナーとして知られており、オープンソースのJavaのフレームワークであるというというのがいまだに多くのJava開発者の間では常識かもしれません。しかし、SpringSource社が2009年の夏にVMWare社に買収されてから、クラウド上の標準Javaアプリケーション開発プラットフォームとしての色彩を急激に濃くしているようです。残念ながらJavaEE標準が現時点では明確なクラウド対応の標準プラットフォームにはなっていないこともあり、クラウドの時代になってJava開発者は今後どうすればよいのだろうとちょっと不安になってしまうところもあったのですが、デファクトスタンダードであるSpringベースのアプリケーションが今後クラウド環境上で動作するようになるのであれば、現在のフレームワークの知識も生かせるし、将来に対
SpringSource Tool Suite(以下STS)はEclipseベースの無償のIDE(統合開発環境)だ。EclipseもIDEだが、STSはSpringSourceがターゲットとしてきた、エンタープライズJava開発に特化した統合開発環境である。そしてSTSは「ダウンロードするだけで、エンタープライズJava開発に必要な全ての機能を、最適な生産性で提供する」というコンセプトの元、開発されてきた。 Spring Tool Suiteの画面 さらに最近では、STSをクラウドを使ったWebアプリケーションの開発の入り口とするべく、機能拡張が進んできる。と言うのも、SpringSourceの母体であるVMWareは、4月にSalesforce.comとの提携を発表し、さらに5月に入り、Googleとの提携を発表した。どちらもクラウドを担ぎ上げている有力なクラウドベンダである。 これはV
VMwareでSpringSoruce部門のゼネラルマネージャのRod Johnson氏が来日し、プレス向けのメディア説明会を行いました。 VMwareは、セールスフォース・ドットコムと共同でクラウド上のJava実行環境「VMforce」、そしてグーグルとも共同でSpringフレームワークとGWT(Google Web Toolkit)を統合しGoogle App Engine上でサポートすることを表明。いま、Java対応のクラウドサービスを提供するベンダとして存在感を高めつつある同社の戦略を、あらためて聞きました。 SpringSourceはもともとはSpringフレームワークと呼ばれるJavaのフレームワークをオープンソースで開発するベンダでした。Springフレームワークは非常に人気のあるフレームワークで、WebLogicやWebSphereなど既存のミドルウェア上でも利用され、また
Sunday, 30 May 2010 GWT 2 Spring 3 JPA 2 Hibernate 3.5 Tutorial This step by step guide will present how to develop a simple web application using Google's Web Toolkit (GWT) for the rich client and Spring as the back – end, server side framework. The sample web application will provide functionality to make CRUD (Create Retrieve Update Delete) operations to a database. For the data access layer we
今回はSpring MVCを取り上げる。Spring MVCは、2009年12月16日に公開されたSpring 3.0の中で最も多くの機能追加が行われたフレームワークの1つだ。本稿では、そこでの変更点を中心に同フレームワークの簡単な使い方を紹介していこう。 まずは、本題に入る前にSpring MVCを取り巻く環境について説明する。 Spring MVCはその名が示すとおり、MVCを実現するためのコントローラ層のフレームワークだ。同じコントローラ層のフレームワークとしては、StrutsやSAStruts、JSFなどがある。 日本では、Spring Frameworkを使用する場合、フレームワーク自体の生産性は低くとも使い慣れたStruts1系とSpringのDIコンテナを使用するパターンが多かった。ただ、Spring 3.0からは、Struts1系と連携するためのモジュールが全て非推奨となっ
今回紹介するSpring Roo(以下、Roo)は、2009年12月31日にバージョン1.0.0がリリースされたばかりのSpringSourceの新しいプロダクトだ。 Rooは、コマンドラインからソースを自動生成するツール。Rooが開発された目的は、生産性の向上及び仕様変更や機能追加にも耐えうる継続的な開発を容易にすることである。 Rooが作成するソースは、Java界隈においてメジャーなフレームワークを利用しており、これまで培ってきたJava技術者の知識や経験を生かしつつ、よりクリエイティブに、より楽しく作業できることを目指している。 生産性に関しては、以前のSpringフレームワークは、設定ファイルを大量に記述しなければいけないなど批判されることもあった。Springフレームワークのバージョンアップと共に必要となる設定ファイルの量は確実に少なくなっているものの、それでも依然として相当量の
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