Linux推進団体OSDLは6月5日(現地時間),Debian GNU/Linuxを通信事業者向け仕様Carrior Grade Linux(CGL)準拠として登録したと発表した。 Debian GNU/Linuxはボランティアにより開発されているLinuxディストリビューション。今回Debian GNU/Linux 3.1(sarge)がCGL2.0.2の準拠として登録された。ただし,CGLへの登録に際してはすべての要求仕様を満たしている必要はない。一部の仕様を満たしているだけでも登録できる。Debianを含む登録ディストリビューションの対応状況は,OSDLのサイトで公開されている。 OSDLでは「今回のDebianのCGL実装は,CGLに完全準拠し通信業界向けにカスタマイズされたtelco-Debianディストリビューションへの最初のステップ」であるとしている。 CGL準拠に関しては米
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