#6にお答えしようと思いますが、回答者同士でやりとりするのって、マナー違反にならないのかな? 僕は「マルクスならこう考える」しか読んでないので、的場氏の議論の理解が不正確かもしれませんが、いちばん気になったのは、氏が弁証法をヘーゲルのそれと近似なものと理解していて、マルクスには非弁証法的な側面もあるとしている点です。氏は繰り返しソ連流のマルクス主義を批判していますが、弁証法をヘーゲル流に理解する、という点は、ソ連流マルクス主義と同じです。そして、それに対置する氏の考え方は、ヘーゲル的な弁証法を用いている、という意味では同様の平板さを持つウォーラーステイン的なグローバリゼーション論です。 氏も触れているように、アルチュセールは「マルクスのために」の中で、ヘーゲル弁証法の平板さ・単純さを批判しています。しかし、アルチュセールもマルクス主義のヘーゲル主義化から抜け出ることに失敗したと僕は考えてい
『空想から科学へ』(くうそうからかがくへ、Die Entwicklung des Sozialismus von der Utopie zur Wissenschaft)は、フリードリヒ・エンゲルスの著作。1880年に社会主義への入門書としてエンゲルスが自著『反デューリング論』を抜粋してつくったパンフレット。正式名称は『空想から科学への社会主義の発展』。1880年のフランス語版や1892年の英語版などは『空想的社会主義と科学的社会主義』というタイトルだった。発表当時から社会主義理論の入門書として最も多く読まれている。 出版の経緯[編集] 本書の出版の経緯は、本書にあるエンゲルスの序文に簡潔にまとめられている。ドイツの2つの労働者党(アイゼナハ派とラサール派)が合同し1875年にドイツ社会主義労働者党が結成された。この政党内で理論的影響を広げつつあったのが、ベルリン大学の私講師であったオイゲ
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