トントン、げんきですか?静かで淋しい氷の国の 氷山の中に スプンがひとつ眠っていました その下の方では ウサギがいちわ 眠っていました そのずっとずっと下深く ほとんど底の方に ニンジンの種が在りました ニンジンは起きていました ある日 ニンジンは芽を出しました でも固い氷に阻まれて なかなか地上にはたどり着けません 最初は光が見えなくて 暗闇のなかを音を頼りに進みました それはサワサワプチプチ微かに聴こえる 歌のようなものでした そしてしばらくすると氷越しに光が見えて来ました ニンジンはそれをめいっぱい集め 少しずつではありましたが 上へ上へと伸びて行きました 途中に野ウサギが沈んでいました スプンも沈んでいました どちらもそばには 闘った跡がありました ニンジンはふたりとも連れて行くことにして 大切に食べました そして伸びて伸びて やっと外へ顔を出したとき ニンジンが息を吐くと 吐息は
LAFMS(ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサェティ)という、ロサンジェルスともフリー・ミュージックともなんの関係もあるようなないような、30年以上の歴史があるコミュニティのようでいてそうではないような、ゆるい集まりに関係したいろんな映像を中心とした展覧会。 LAFMSに関しては日本の第一人者、坂口さんのナレーションと共に1時から7時まで。休憩時間を除いても5時間以上たっぷりと。 しかし坂口さんがLAFMSのことをスロー・ライフなアヴァンギャルドと言ってましたが、これ以上LAFMSを表した言葉はないような気がします。 ノイズでもフリー・ミュージックでもフリー・ジャズでも現代音楽でも果てはコミック・ソングでもアート(アートという言葉はロックやジャズと同様各個人の思いこみによって成り立っているような曖昧な言葉になってしまったのでこういう言い方は危険ですが)でもないようなあるような、決し
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