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ブックマーク / www.ne.jp (7)

  • 田川建三著『イエスという男』とキリスト教

    ● はじめに 「無人島へ持っていく一冊の」といった類の企画は昔からよくあるが、今日のように書物の氾濫する時代でも、座右の書となるといわゆる古典名著が選ばれることが多い。しかし、筆者にとっての「一冊の」は『イエスという男』(田川建三著、三一書房、1980年、第二版:作品社、2004年)である。これは驚くべき書物だ。ひとりの人間が西洋二千年の歴史と格闘した結果生まれた著作だ。われわれもこれを読むことによって、その格闘の意味を知ることができる。 「イエス」とはもちろん、「キリスト」と呼ばれたナザレのイエスのことだ。「キリスト」は、ヘブライ語で「救い主」を意味する称号であった「メシア」のギリシャ語訳(クリストス)に由来するのだから、「イエス・キリスト」は「救い主であるイエス」という意味。したがって、この男の名前は単に「イエス」と呼ぶのが正しい。 書の発行後にいくつかの書評が現れたが、それらは

  • 畑に家を建てるまで

    畑に家を建てるまで 農地を入手する 休憩所を作る 畑に家を建てる 畑の友人たち 「晴耕」と「雨読」の関係 伊那の風物詩 雑1(わが宗教体験) 雑2(最低生活の試み) 雑3(鴎外と漱石・その心性を比較) 雑4(中野重治と佐多稲子・その愛の形) 雑5(伊那谷の地政学) プロフィール 伊那の風物詩(続) 窓からの眺め 美術教師の失望 丘の上 ダムを訪ねて 水神橋 バイクで散策 仙丈岳を望む 茅葺きの家 桃源郷の秋 伊那谷のお屋敷(1) 伊那谷のお屋敷(2) 水田のある風景 蔵があったら 変なもの見つけた 花の咲く頃 あれこれ比べてみたら 生き残る森と林 大屋根の家 平家の落人部落 再訪-水車のある家 再訪-孝行猿の家 羨望の地(1) 羨望の地(2) 羨望の地(3) 刈り入れ前 秋色 バイクで登山(山麓編) バイクで登山(山腹編) バイクで登山(山頂編) 古きもの 棚の上の集落 集落-点と線 金沢

  • 日本教の構造 山本七平の研究 「日本教の社会学」より

    いただいたメールは返事と共に、原則としてこのサイト内で記録として掲示・保存してまいります。 もし差しさわりがあるようでしたら、あらかじめお申し出ください。 また問題あるメールの場合は、返信や、掲載をしない場合があります。ご了承ください。 このサイトは山七平が発見し研究した「日教」という概念・思想について、構造や、機能。 そしてそれが、質的に何を意味するのか。を、理解するために作成するものです。 総合的な山七平論であり、かつ私自身がどのように日と世界を理解しているかの試論でもあります。 山七平はすでに多くの著作により膨大な読者を獲得し、現在・過去・未来の日を考えるさいに大きな示唆をあたえる思想家です。 その独創的で切れ味鋭い着眼点と、数々の新概念は、日の将来を大きく左右するといっても過言ではありません。 しかし、いまだに全体像をとらえた評論がなく、またこの思想家の存在の意味を

  • オーディオの科学

    スピーカーシステム (過渡特性、サブウーファー、低音再生評価法)    Topへ スピーカーシステムはオーディオ装置の中で、再現する音を決定付ける最も重要な部分です。したがって購入するに当たっては試聴なども行い慎重に決定すべき部分です。また予算の半分くらいはスピーカーシステムの購入に当てるべきだと思います。(逆に他の部分については店の試聴室でちょっと聞いたくらいでは差は分からないと考えた方が無難です。この場合はカタログ等でスペックや使い勝手をよく検討する方が後で後悔しません。) なお、『スピーカーの高域再生能力はどこまで必要か?』 および『スピーカーの低域再生能力』についてオーディオ雑学帳で論じています。また、基礎となる理論をスピーカーの物理学講座で解説しています。 まず、スピーカーの構造と動作を知っておきましょう。 右図は一般的な(ダイナミック)スピーカーの横断面の概念図です。 永久磁石

  • アナーキー・イン・ニッポン 労働廃絶論 - ボブ・ブラック

    労働廃絶論        (1985年) 人は皆、労働をやめるべきである。 労働こそが、この世のほとんど全ての不幸の源泉なのである。 この世の悪と呼べるものはほとんど全てが、労働、あるいは労働を前提として作られた世界に住むことから発生するのだ。 苦しみを終わらせたければ、我々は労働をやめなければならない。 それは、「何もするな」という意味ではない。 私は 「遊び(play)」<注1>に基づいた、新しい生き方を主張しているのだ。言い替えれば、私は「ばか(ludic)」革命<注2>を主張しているのである。 「遊び」という言葉に、お祭(festivity)、創造力(creativity)、友好的宴会気分(conviviality)、共生(commensality)といった意味を私はこめている。できればアートもそこに入れたい。 そこには、「子供の遊び」よりもずっと多くの意味がある。 私は、皆と喜び

  • http://www.ne.jp/asahi/hiding/base/morisaki/index.htm

  • 村の案内図

    村の案内図 (総合目録) 哲学の畑 近代哲学 デカルト スピノザ/ライプニッツ イギリス経験論 (ホッブズ/ロック/マンディヴィル/ヒューム/アダム・スミス/ベンサム/J.S.ミル) カント/ヘーゲル マルクス/キルケゴール 現代哲学 ニーチェ フロイト/ ユング ハイデガー ウィトゲンシュタイン クワイン/ ロールズ ソシュール/ レヴィ=ストロース/ サルトル/ フーコー/ ドゥルーズ/ デリダ/ ラカン/ レヴィナス 現代科学(進化論/相対性理論/量子論) 論理学の孤独な散歩道(+様相論理) (直観主義論理/時間論理/多値論理/完全性定理/演繹定理/例題の回答) (付・修辞学ゼミ) ゲーム理論 倫理の公民館(→目次) 功利主義、義務倫理、徳の倫理 カント(義務倫理) 功利主義(ベンサム/J.S.ミル) 現代の功利主義(ブラント/ヘア/シンガー) ピーター・シンガー ロールズ『正義論

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