韓国の元慰安婦の遺族が、日本政府に損害賠償を求めていた裁判で、韓国の地方裁判所は25日に原告側の訴えを認め、日本政府に賠償を命じる判決を言い渡しました。 日本の外務省によりますと、同様の裁判で日本に賠償を命じる判決が出たのは3件目です。 日本外務省などによりますと、韓国の元慰安婦の遺族は去年、日本政府に対し損害賠償を求める訴えを起こし、韓国中部チョンジュ(清州)の地方裁判所は25日に原告側の訴えを認め、日本政府に賠償を命じる判決を言い渡しました。 日本政府は、主権国家がほかの国の裁判権に服さないとする国際法上の「主権免除」の原則から、訴えは却下されるべきだとして裁判には出席しませんでした。 日本の外務省によりますと、同様の裁判で日本政府に賠償を命じる判決が出たのは、2021年と2023年に次いで3件目です。 今回の判決を受け、岩屋外務大臣は談話を発表しました。 この中では「判決は、国際法と
