ブックマーク / www.jstage.jst.go.jp (16)

  • Kinematic Altering Illusion: タコ腕型VRアバタの装用による柔らかい身体感の獲得

    Many previous studies have reported on the transformation of perception/behavior, body image, and body schema due to the use of avatars in VR space. However, there are few previous studies on those transformations associated with the wearing of avatars with non-innate physical characteristics such as animal avatars, leaving many unexplored areas. In this study, we focused on the octopus as an exam

  • ドラゴンアバタを用いたプロテウス効果の生起による高所に対する恐怖の抑制

    Existing studies have reported that the Full Body Ownership Illusion let users perceive a virtual body as our own body. It has also revealed the Proteus Effect that avatars’ appearance could affect user’s behavior, attitude and mental condition by inducing the Full Body Ownership Illusion. While many studies have focused on a humanoid avatar and its psychological effects, a previous study has repo

  • チョウセンアサガオに接木したナスによる食中毒事例

    家庭菜園で栽培したナスの入ったスパゲティーミートソースを摂した夫婦が,ふらつき,ろれつがまわらない,意識混濁などの症状を呈し,相次いで救急診療を受診した.このナスはチョウセンアサガオに接木したもので,品残品と患者血清からスコポラミンとアトロピンが検出された.事例は沖縄県初のチョウセンアサガオ関連中毒事例であり,接木による中毒事例は邦初の報告と思われる.

  • 手延素麺の厄現象に関する研究

    (1) 厄前および厄後の素麺の脂質を添加して調製した乾麺についてゆで麺の物性を測定した結果,厄後の脂質によりかたさが増し,凝集性が小さくなりヤング率が増加した.これらの変化は素麺自体の厄による変化と同様であった. (2) 素麺から抽出した総脂質を単純脂質,糖脂質およびリン脂質に分画し,厄による極性脂質の量的な減少について調べたが大きな変化はみられなかった. (3) 脂質の各画分について厄による変化がゆで麺の物性に与える影響を調べた結果,脂質変化の影響は単純脂質画分の変化が主体で厄による極性脂質画分の影響はほとんど認められなかった. (4) 厄後の単純脂質画分は,厄前のものに比ベトリグリセリドが約17%減少し,脂肪酸が3.5倍に増加し,モノグリセリド及びジグリセリドが若干増加した. (5) 以上の結果から,手延べ素麺の厄現象の主原因は貯蔵中の脂質変化であることが確認されたが, 極性脂質の加水

    barringtonia
    barringtonia 2022/09/03
    貯蔵により素麺の味が向上する現象、厄現象という名前があるらしい
  • 鼓動

    Online ISSN : 1884-7145 Print ISSN : 0289-1824 ISSN-L : 0289-1824

  • 競技かるたの決まり字に関する統計的解析

    競技かるたとは,百人一首の札を取る速さを競うスポーツである.上の句が詠み上げられるのを聞いて対応する下の句の札を取り合うが,どの札が詠まれたか一意に定まる最初の数文字のことを決まり字とよぶ.たとえば,「ち」で始まる札は3枚あり,決まり字はそれぞれ「ちは」「ちぎりき」「ちぎりお」である.しかし,実際には決まり字を聞くよりも早い段階で札が識別できるという選手も多い.そこで研究では,ベイズモデルを用いた音声解析によって,札による詠み音声の違いがどの時点で生じるかを調べた.選手が詠み音声を聞いて札を識別する過程を逐次ベイズ推定として定式化し,詠み音声の生成過程を隠れマルコフモデルでモデル化した.すなわち,選手は詠み音声を聞きながら札の事後分布を逐次更新し,事後分布が1つの札に集中した時点で札を識別すると仮定し,札の事後分布の更新には隠れマルコフモデルの周辺尤度を用いるとした.このモデルを用いて「

  • 映像コンテンツの高速提示による学習効果の分析

    研究では,オンライン学習環境を想定した映像コンテンツの高速提示と学習効果の関連性を明らかにすることを目的とした.1倍速,1.5倍速,2倍速の提示速度の異なる映像コンテンツを3種類作成し,大学生75名に提示した.作成した映像コンテンツは高等学校における情報科の宣言的知識を扱ったものであった.学習の前後に実施した理解度テストの得点から,学習効果を検証した.また,3種類の提示速度に対する主観評価を,質問紙を用いて調査した.理解度テストの分析結果から,提示速度の相違は,学習効果に影響を与えないということが明らかになった.一方,質問紙調査の結果から,映像コンテンツを利用した学習に適した提示速度として,1.5倍速が最も支持されているのに対し,2倍速に対する主観評価は肯定的ではないことが明らかになった.これらのことから,ある条件によっては,一定時間に,これまでの1.5倍から2倍の学習ができる可能性が示

  • 生鮮な人肉をヒメスナホリムシに与える―観音崎産等脚目・端脚目甲殻類4種の飼育事例―

    Online ISSN : 2424-1407 Print ISSN : 0918-1989 ISSN-L : 0918-1989

    barringtonia
    barringtonia 2021/04/23
    内容も写真も所属もメアドもヤバい。投稿規定が見当たらないけれど「CANCERは日本甲殻類学会が発行する会員連絡誌です」とあるので、おそらく査読はないのかな?
  • スパイスの化学受容と機能性

    Online ISSN : 2186-5787 Print ISSN : 1341-1535 ISSN-L : 1341-1535

    barringtonia
    barringtonia 2021/02/09
    スパイスの化学成分とそれが活性化する温度感受性チャネルをまとめた論文
  • 視覚障害者の植物の嗜好に関する研究

    Online ISSN : 1884-3670 Print ISSN : 0916-7439 ISSN-L : 0916-7439

    barringtonia
    barringtonia 2021/01/03
    盲学校などの植栽に匂いの良い植物が選ばれることは知っていたけれど、樹皮のテクスチャに対する関心も強いとのこと
  • “魔鏡”が映す 匠の技術—歴史・原理編—

    Online ISSN : 1882-675X Print ISSN : 0912-0289 ISSN-L : 0912-0289

  • 縄文土器に残る圧痕から栽培植物の起源を探る

  • しらす加工品に混入したフグ稚魚の種判別と毒性

    市販のしらす加工品にフグ稚魚が混入した事例が,2014年9月に多数報告され,商品の回収等が行われた.フグ稚魚の毒性に関する知見は少なく,フグ稚魚が混入したしらす加工品の安全性を評価するため,混入フグ稚魚の種と毒性を調べた.2014年7~9月に各地で製造されたしらす加工品17試料を用い,ミトコンドリアDNA 16S rRNA部分領域の塩基配列から種判別を行い,LC-MS/MS分析でテトロドトキシン(TTX)を測定した.遺伝子解析の結果,15試料はシロサバフグ,2試料がナシフグと判別された.シロサバフグ試料からTTXは検出されず(10 ng/g未満),ナシフグ試料ではTTXに相当するピークが検出されたが,定量下限値(30 ng/g)未満であった.

    barringtonia
    barringtonia 2020/01/10
    “15試料はシロサバフグ,2試料がナシフグと判別された.シロサバフグ試料からTTXは検出されず(10 ng/g未満),ナシフグ試料ではTTXに相当するピークが検出されたが,定量下限値(30 ng/g)未満であった”
  • ヒトの行動に関する進化生物学的研究と社会の関係: 社会生物学論争を踏まえて

    論文は生態学の分野の中でも、ヒトの行動の進化に関する研究の事例に注目して、科学と社会の関係を考察したものである。科学コミュニケーションの課題が顕著に表れるヒトを対象とした事例をおもに取り上げるが、背景に存在する科学の性質や問題意識は、程度に違いはあるものの他の生物における研究とも広く共通している。ヒトの行動について生物学的な説明を与えることに対しては、これまでに多くの批判がなされてきた。その最も顕著な例が、社会生物学論争である。E・O・ウィルソンは1975年に『社会生物学』を出版し、ヒトの行動を生物学の理論をもとに説明することを試みた。これに対して、R・C・ルウォンティンやS・J・グールドらは、ウィルソンの試みは社会にとってのさまざまな危険をはらむと痛烈に批判し、その批判は大規模な論争に発展した。ここでルウォンティンらは、社会生物学を生物学的決定論や適応主義などの点から批判し、研究がもつ

  • 論文海賊サイトSci-Hubを巡る動向と日本における利用実態

    Sci-Hubとは,6,450万件以上もの学術論文のフルテキスト(全文)を誰もが無料でダウンロードできる論文海賊サイトである。Sci-Hubからダウンロードできる論文には,学術雑誌に掲載された有料論文の約85%が含まれており,Sci-Hubは学術出版社の著作権を侵害する違法サイトである。大学図書館の契約する電子ジャーナル,OAジャーナル,機関リポジトリ,プレプリントサーバーなど法的に問題ない論文サイトが在る中で,世界中から1日に35万件以上の論文がSci-Hubを通じてダウンロードされている。稿では先ずSci-Hubの概要・仕組み・世界的な動向について述べる。次いで2017年にSci-Hubからダウンロードされた論文のログデータを分析し,国内におけるSci-Hub利用実態の調査結果を報告する。栗山による2016年調査と比較すると,Sci-Hubの利用数やSci-Hubの利用が確認された都

  • PLOS ONEのこれまで,いま,この先

    PLOS ONEは2006年に創刊されて以来,急速な成長を続け,2013年には年間3万以上の論文を掲載する,世界最大の雑誌となっている。稿ではその出版母体であるPLOSの歴史や,論文データベースやWebサイトから得られる情報に基づき,PLOS ONEの「これまで」「いま」,そして「この先」の可能性を論じる。PLOS ONEは「研究成果の迅速・自由な共有の実現」というPLOSのもつ文脈の下で刊行され,大きな成功を収めたようにもみえる。しかし,PLOS Biologyなど高インパクトの雑誌の赤字をPLOS ONEの収益で補填(ほてん)している現状は,OA出版のビジネスモデルの限界を示している。そして統計データによれば,どうやら,PLOS ONEの成長は,止まったようでもある。 1.1 PLOS ONE創刊以前:背景としてのPLOS 誌56巻7号掲載の拙稿で,筆者はオープンアクセス(OA)

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