【メガプレミアム】東京-大阪「10分」 「マッハ2・5」戦闘機並み「真空チューブリニア」開発に取り組む「中国」「米国」の本気 戦闘機並みの時速3000キロ(マッハ約2.5)で疾走する「真空チューブ式」のスーパーリニアモーターカーの開発に、中国が真剣に取り組んでいるのをご存じだろうか。同様の開発計画は、高級電気自動車(EV)の米テスラ・モーターズを創業し、米スペースXを設立して民間宇宙船「ドラゴン」の打ち上げに成功した大富豪のイーロン・マスク氏も提唱しており、「SFの世界で描かれる絵空事」と一笑に付すことはできない。一足飛びに未来を先取りする中国や米国の構想が実現すれば、「夢の超特急」として期待を集める時速500キロ超のリニア中央新幹線は時代遅れの産物になりかねず、日本の企業や技術者、起業家たちの奮起が促されそうだ。 夢の乗り物中国の四川省にある西南交通大学は昨年、小規模ながらも世界初という