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ブックマーク / u-site.jp (19)

  • モバイルファーストのウェブデザインがデスクトップに及ぼす悪影響

    モバイルファーストのウェブデザインは、デスクトップで閲覧する際に重大なユーザビリティ上の問題を引き起こす。長いスクロールページにコンテンツが過度に分散され、余白が広がり、画像やフォントが拡大されるため、ユーザーが情報を把握し、理解することが難しくなるのである。 The Negative Impact of Mobile-First Web Design on Desktop by Kim Salazar, Tim Neusesser and Nishi Chitale on October 13, 2023語版2024年2月6日公開 最近のウェブサイトの多くは、モバイルファーストなアプローチでデザインされている。こうしたページをデスクトップデバイスで表示すると、コンテンツが過度に大きく引き伸ばされて見えることがある。画面を覆い尽くすような画像、肥大化したテキスト、過剰な余白のせいで、

    モバイルファーストのウェブデザインがデスクトップに及ぼす悪影響
  • 「Hey Siri、○○して」に抵抗を感じる日本人

    識者インタビューからひも解く音声アシスタント(2) 「Hey Siri、○○して」に抵抗を感じる日人 日人の4割は「音声アシスタントに話しかけることに抵抗を感じている」。その背景として「ハイコンテクスト文化」「話すより書く文化」などが挙げられます。また、「人並み」を期待される音声アシスタントの難しさについても考えます。 UXリサーチ事業部 三浦志保 2022年6月1日 前回に続き、音声AIに関する知見が豊富なロボットスタート株式会社中橋さんをゲストに迎え、自動車業界に詳しい株式会社イード貞平(さだひら)も交えながら、音声アシスタントをめぐる状況について考えます。2回目となる今回は、自動車の音声アシスタントの利用状況を踏まえながら「日で音声アシスタントの利用率がなかなか上がらない理由」について考えました。 【参加者】 中橋さん ロボットスタート株式会社 代表取締役社長貞平 株式会社イー

    「Hey Siri、○○して」に抵抗を感じる日本人
  • UXにおけるビジュアルデザインの5つの原則

    スケール、視覚的な階層、バランス、コントラスト、ゲシュタルトの原則を正しく適用すれば、美しいデザインを生み出せるだけでなく、ユーザビリティも向上させられる。 5 Principles of Visual Design in UX by Kelley Gordon on March 1, 2020 日語版2020年12月17日公開 ビジュアルを見たとき、我々はそれが魅力的か不愉快かを、通常、すぐに判断できる(なぜならば、こうした判断は、Don Normanのエモーショナルデザインのモデルでいうところの、能レベルで展開されることが多いからだ)。しかしながら、レイアウトが視覚的に魅力的である理由を言語化できる人はほとんどいない。だが、優れたビジュアルデザインの原則をグラフィックに活かすことで、エンゲージメントを促進し、ユーザビリティを向上させることは可能である。 ビジュアルデザインの原則は、

    UXにおけるビジュアルデザインの5つの原則
  • 『UX原論』の刊行

    2018年の秋に企画を立て、その年の初冬から執筆を始めた『UX原論』が2020年1月にようやく脱稿し、2020年4月28日に販売されることになったので、この場をお借りして、少しPRさせていただきたい。 黒須教授 2020年4月27日 筆者の出版の個人史 筆者は、これまで、ユーザビリティやUXに関連するまとまった書籍として、 黒須正明、伊東昌子、時津倫子 (1999) 『ユーザ工学入門―使い勝手を考える・ISO13407への具体的アプローチ―』、共立出版 ユーザビリティハンドブック編集委員会 (2007) 「ユーザビリティハンドブック」、共立出版 黒須正明 (2013) 『人間中心設計の基礎』、HCD ライブラリー第 1 巻、近代科学社 Kurosu, M. (2016) “Theory of User Engineering”, CRC Press を出してきたので、まずそれについて説明し

    『UX原論』の刊行
    batta
    batta 2020/04/28
  • ペルソナが失敗する理由

    ペルソナはUXの作業に有益なツールであるのに、なぜしばしば失敗するのか。ペルソナの失敗の原因になる問題と、そうした問題を回避して克服する方法を知ろう。 Why Personas Fail by Kim Flaherty on January 28, 2018 日語版2018年8月30日公開 ペルソナは私にとってのお楽しみだ。私はペルソナの1日トレーニングコースを担当していて、ペルソナがどういうもので、なぜ機能し、どのように作成して、素晴らしい成果を挙げるためにはどう利用すればよいのかなどを教えている。私はこのコースを教えることを楽しんでいる。というのも、ペルソナは、UXという非常に分析的な分野で最も抽象的な要素の1つだからだ。私はこうした抽象的なテーマの謎を解明して、具体化し、UX実践者が遭遇しがちな問題を指摘することが大好きなのである。 ある製品に対して同じような態度や目的、行動を取る

    ペルソナが失敗する理由
    batta
    batta 2018/09/03
  • 画像とテキストのジグザグ型レイアウトは、流し読みの効率を下げる

    装飾用の画像は、互い違いになったリストのレイアウトで使われていると、ページを流し読みするユーザーがつまずく原因になることが、アイトラッキング調査でわかった。一方、テキストや画像が縦に整列しているページでは、ユーザーは効率的に流し読みをしていた。 Zigzag Image–Text Layouts Make Scanning Less Efficient by Kim Flaherty on November 26, 2017 日語版2018年6月27日公開 画像は、大きな写真であれサムネイルであれ、現在のWebデザインには欠かせないものだ。特に、トップページや「こういう仕組みです」(How it works)ページのようなストーリーを伝えるページで、企業が複雑なトピックについて書いたり、製品の説明をするときには、関連する画像を付けた説明的なテキストのかたまりがあり、次の列も同じようなテキ

    画像とテキストのジグザグ型レイアウトは、流し読みの効率を下げる
  • ハンバーガーメニューと非表示のナビゲーションはUX指標を悪化させる

    Webサイトのメインナビゲーションを非表示にすると、発見しやすさはほぼ半減する。その上、タスク達成に時間がかかるようになり、タスクがより難しく感じられるようになる。 Hamburger Menus and Hidden Navigation Hurt UX Metrics by Kara Pernice and Raluca Budiu on June 26, 2016 日語版2016年9月26日公開 非表示のメニュー(ハンバーガーアイコンなど)と、表示されているメニュー(ページトップを横切る形で置かれたリンクなど)について、定量的なユーザビリティテストをおこなったところ、以下のようなことが明らかになった: 非表示のナビゲーションは発見されにくい。表示されているあるいは部分的に表示されているナビゲーションよりも。 ナビゲーションが非表示だと、ナビゲーションはユーザーから利用されにくくなる

    ハンバーガーメニューと非表示のナビゲーションはUX指標を悪化させる
  • ユーザーの意図が検索フィルターのデザインを変える – U-Site

    検索結果ページを読み込むタイミングが早すぎたりページの表示位置を変更したりすると、絞り込みプロセスが分断される。検索フィルターやファセットは、ユーザーエクスペリエンスがスムーズになるようにデザインしよう。 User Intent Affects Filter Design by Katie Sherwin on February 7, 2016 日語版2016年4月27日公開 検索フィルター(編注: 条件による絞り込み検索機能)は、おそらく、インターネットができて以来のWebの最高のイノベーションではないか。このコントロールのおかげで、旅行サイトやECサイトのような情報量の多いサイトで、干し草の山の中から針を見つけ出すかのような、見つけるのが困難な情報を即座に見つけることができるようになった。そして、検索結果を効率的に絞り込む機能によって、さまざまなブランドが評価を確立してきている。検索

    ユーザーの意図が検索フィルターのデザインを変える – U-Site
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    batta 2016/05/10
  • フラットデザインへの長期接触: このトレンドが、どうユーザーの効率を下げているか

    クリックできるUI要素のシグニファイアがなかったり弱かったりすると、ユーザーは次第にページ中をあやふやなままクリックしたり、マウスオーバーするようになる。そうすると、効率が落ちる一方、コンテキストからの手がかりやクリックへの即時フィードバックがより期待されるようになる。 Long-Term Exposure to Flat Design: How the Trend Slowly Decreases User Efficiency by Kate Meyer on November 8, 2015 日語版2015年12月21日公開 完全にフラットなビジュアルデザインのインタフェースではリアリズムや立体効果をまったく利用しない。それは結果的に、クリックできることをユーザーに伝えるために従来から利用されてきた強制的な視覚的手がかりに引導を渡すものであった。 極端にフラットなインタフェースの人

    フラットデザインへの長期接触: このトレンドが、どうユーザーの効率を下げているか
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    batta 2015/12/23
  • 青色リンクのその先に: クリック可能なものは見てわかるようにしよう

    フラットデザインか否かにかかわらず、インタラクティブな要素は、クリック可能とわかる十分な手がかりを提供する必要がある。枠線、色、サイズ、一貫性、配置や、Web標準の遵守といった手がかりによってクリックできることを伝えれば、インタラクティブな要素の外観はそれにふさわしいものとなる。 Beyond Blue Links: Making Clickable Elements Recognizable by Hoa Loranger on March 8, 2015 日語版2015年5月11日公開 Webの移動とは目的を達成するための手段であり、クリック1回1回が非常に重要なものになる。したがって、ページの、どのエリアが地の静的なコンテンツで、どのエリアがクリック可能かどうか(あるいはタップ可能か)は、ユーザーにわかるようになっている必要がある。 クリック可能な要素が一目瞭然であれば、何かが期待

    青色リンクのその先に: クリック可能なものは見てわかるようにしよう
  • フラットデザイン: 起源、問題、フラット2.0のほうが望ましい理由

    フラットデザインとは2012年ごろに広まったWebデザインのスタイルである。それは広く今も利用されているが、過度な利用は深刻なユーザビリティ上の問題を引き起こしかねない。フラットデザインによって発生するユーザビリティ上の最大の課題の1つに、クリック可能な要素のシグニファイア不足がある。フラットデザイン2.0は、それに対する優れた解決策を提供してくれる可能性がある。 Flat Design: Its Origins, Its Problems, and Why Flat 2.0 Is Better for Users by Kate Meyer on September 27, 2015 日語版2015年11月2日公開 フラットデザインは人気のあるデザインスタイルで、Webページのグラフィック要素に、光沢感や立体感という視覚効果を利用しないもののことである。それは多くのデザイナーからWeb

    フラットデザイン: 起源、問題、フラット2.0のほうが望ましい理由
  • UXデザインをするならこの本を読もう! 安藤先生のおすすめ書籍

    UXデザインをするならこのを読もう! 安藤先生のおすすめ書籍 ユーザー志向のものづくりの実践~安藤昌也氏(番外編) UXデザインを手がけるときに参考になる書籍を安藤先生に紹介してもらった。人間中心設計、インタビューの仕方、ペルソナの作り方、UIデザインのための心理学に関するものなど、いずれもUXデザインのヒントにつながりそうなばかりだ。 U-Site編集部 2015年6月24日 安藤 昌也(あんどう まさや) 千葉工業大学 工学部 デザイン科学科教授 Ph.D。UX、エスノグラフィックデザインアプローチの研究者で、ものづくりのコンサルタント。 (← 第3回「利他的UXデザイン:人の利他心を高めるものづくり」へ) 安藤先生へのインタビューの番外編。インタビューの間、背面の書棚がとても気になったので、UXデザインを手がけるときに参考になる書籍を紹介してもらった。いずれも、UXデザインの教科

    UXデザインをするならこの本を読もう! 安藤先生のおすすめ書籍
    batta
    batta 2015/06/24
  • Webデザインの慣習を破ることは、ユーザーエクスペリエンスを破壊すること

    Bucknell Universityのサイトの、型破りなレスポンシブデザインへの変更は話題を呼んだが、それによってユーザビリティがかなり犠牲になっていることが、学生と保護者によるテストで明らかになった。 Breaking Web Design Conventions = Breaking the User Experience by Katie Sherwin on July 20, 2014 日語版2014年10月6日公開 大学のWebサイトのトップページを頭に思い浮かべてほしいと言われたら、どのようなイメージが浮かぶだろうか。浮かぶのはSUNY Cortlandのトップページのようなもの、つまり、芝生の上に学生がいる画像があって、ページの上部にはナビゲーションがあり、そこにAcademics(:学部・大学院)、Admissions(:入学案内)、Prospective Studen

    Webデザインの慣習を破ることは、ユーザーエクスペリエンスを破壊すること
  • UX/UI

    ユーザの主体的経験を指すUXと、ユーザが製品やシステムとインタラクションする場であるUIは、言葉の次元が異なり、同列に議論できるものではない。この併記には、UIデザイナの多くがUXデザイナに変身したということと、UXというキーワードが「流行語」であったということが関係しているというべきだろう。 黒須教授 2014年5月7日 タイトルのようにUX/UIと二つの概念を併記することが流行しているようだ。Googleで検索したところ、なんと719,000件もヒットした。ちょっとそういう流行に疎かった僕は、先日UXに関する講演を行ったときの質疑で、UX/UIについてどう思うかと聞かれ、ん、何のことを聞きたいのだ、と戸惑ってしまった。こうした背景のあることに思い至らなかったのである。 なぜなら、UIはユーザが製品やシステムと相互作用(インタラクション)する場のことであり、UXはユーザの主体的経験のこと

    UX/UI
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    batta 2014/05/08
  • iOS 7のユーザーエクスペリエンス評価

    フラットデザインは行動のきっかけとなる要素を見えなくしている。また、周辺部付近でのスワイプは、カルーセルやスクロールに干渉する可能性がある。 iOS 7 User-Experience Appraisal by Raluca Budiu on October 12, 2013 日語版2013年12月2日公開 iOS 7はAppleのタブレットとモバイルデバイス用のオペレーティングシステムだが、iOSの旧バージョンまでの特徴だったスキューモーフィックデザインをやめた。新しい外見はこれまでのバージョンのオペレーティングシステムとは大きく異なっており、Appleがこれまで8年かけて熱心に構築してきた約束事のいくつかを大胆に放棄している。しかし、新デザインは当に良くなっているのか。新しい外見の好き嫌いにかかわらず、新機能の中にはユーザビリティにとっては歓迎すべき改善もある。その一方、苦痛をもた

    iOS 7のユーザーエクスペリエンス評価
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    batta 2013/12/03
  • ユーザーの知識は低いレベルで停滞する

    学習というのはたいへんな作業なので、ユーザーのやりたいことではない。その結果、彼らはユーザーインタフェースの探索をすることもなく、ほとんどの機能について知らないままだ。 User Expertise Stagnates at Low Levels by Jakob Nielsen on September 28, 2013 日語版2013年11月25日公開 コンピュータシステムを長期間利用しているユーザーでも、知っていて使っているのは利用可能なコマンドや機能のほんの一部だけであることは多い。デザインのユーザビリティが優れていれば、ユーザーはシステムを利用しはじめて間もなく、かなり容易に一連の基機能を理解する。しかし、その後、彼らは伸び悩み、それ以上はたいしてスキルが上がらない。システムを頻繁に使っているユーザーですら、年にわずか1つか2つの新しい知識を身につけられるようになるまでには何

    ユーザーの知識は低いレベルで停滞する
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    batta 2013/11/26
  • 10代のユーザビリティ: ティーン向けWebサイトのデザイン

    ティーンは、自分のウェブを扱う能力に(過剰に)自信を持っているが、彼らのパフォーマンスは大人に劣る。読解レベルの低さや、忍耐力のなさ、発展途上の情報収集スキルにより、ティーンのタスク成功率は低くなる。そのため、サイトはシンプルで共感しやすいものにする必要がある。 Teenage Usability: Designing Teen-Targeted Websites by Jakob Nielsen on February 4, 2013 日語版2013年2月18日公開 ティーンはインターネットにつながっている。テクノロジーがティーンエイジャーの生活に深く溶け込んでいるため、彼らに役立つ、ユーザブルなウェブサイトを作り出すことがこれまで以上に重要になってきている。次善のものがクリックするだけで手に入り、SMSメッセージによる割り込みが例外ではなく普通のことである世界で成功するには、ウェブサ

    10代のユーザビリティ: ティーン向けWebサイトのデザイン
  • HD画面でのセリフ体 vs. サンセリフ体

    ピクセル密度が220PPI以上あるそこそこ良いコンピュータ画面は、画面上のタイポグラフィに新しいユーザビリティガイドラインをもたらす。 Serif vs. Sans-Serif Fonts for HD Screens by Jakob Nielsen on July 2, 2012 日語版2012年7月19日公開 コンピュータ画面は大型化するだけでなく、こちらのほうがより重要かもしれないが、ここに来て質も上がってきている。2012年の6月、Appleは高解像度画面を搭載した初めての一般向けコンピュータ、MacBook Proを発売した。その解像度は15インチディスプレイにおいて2880×1800、この画面の提供するピクセル密度は220 PPIである(PPIは1インチあたりのピクセル数。これはレーザープリンタの性能を測る尺度であるDPI(1インチあたりのドット数)に相当)。 Apple

    HD画面でのセリフ体 vs. サンセリフ体
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    batta 2012/07/20
  • Alertbox: 2005年 ウェブ・デザインの間違いトップ10(2005年10月3日)

    2005年、ユーザをうんざりさせてきたWebデザインの間違いをリストアップしてみると、古くから言われているものがランクイン。悪さをし続けていることがわかった。 Top Ten Web Design Mistakes of 2005 by Jakob Nielsen on October 3, 2005 Webデザインの間違いをリストアップするにあたり、今年は趣向を凝らしてみることにした。私が発行しているニュースレターの読者にお願いして、今年、もっとも腹立たしいと思ったユーザビリティ上の問題点を投票してもらったのだ。 読者の参加によって、ユーザテストでは気付かなかった多くの課題が浮き彫りになるだろうと思っていたが、そうはならなかった。30位までにランクインした問題点は、ユーザビリティガイドラインの中で指摘済みのものばかりだったのだ。今年のトップ10を読んで、“聞き覚えがあるぞ!”と思われる方

    Alertbox: 2005年 ウェブ・デザインの間違いトップ10(2005年10月3日)
    batta
    batta 2005/10/12
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