4月から現代ビジネスとTBSラジオ『荻上チキ・Session-22』のコラボがスタートします! 第1回となる今回は、昨年11月26日に放送され大きな話題を呼んだ「入管法の歴史」を編集してお届けします。 昨年12月に可決された改正出入国管理及び難民認定法(以下、改正入管法)が、4月から施行されている。 だが同法は問題だらけだ。従来の「技能実習制度」にも問題が多々あったが、改正入管法でその難点が解決されたとは言い難い。なぜ問題含みの法律が施行されてしまうのか。 それを理解するためには、日本政府が外国人の受け入れについて、これまでどのようなスタンスをとってきたのかを確認するのが一番だ。 1990年の日系人の受け入れや1993年の技能実習制度の創設、そして2010年の技能実習制度の変更…それらの背後に見え隠れするのは、「都合のいい労働力」として外国人を捉える視線だ。 外国人の在留資格について数多く
傍聴席でメモ、平成から=米弁護士が提起、最高裁認め 2019年04月21日09時39分 「法廷メモ訴訟」で実質勝訴し、記者会見する原告の米国人弁護士ローレンス・レペタさん=1989年3月8日、東京都千代田区 全国の裁判所で行われている裁判は憲法の規定に基づき、誰でも法廷で傍聴できるが、傍聴席で自由にメモが取れるようになったのは平成になってからだ。それまでは許可が必要とされていた上、実際に認められることはまれだった。変わるきっかけは、米国人の弁護士が起こした訴訟だった。 〔写真特集〕平成の記憶~「平成」改元から「令和」決定まで80枚~ 日本で国際交流基金の特別研究員となったワシントン州の弁護士ローレンス・レペタ氏(68)は1982年秋、東京地裁であった所得税法違反事件に関心を持ち傍聴に行った。着席してペンとノートを取り出し、メモを取ろうとしたところ、突然廷吏に制止された。「公開の裁判でメモが
人種・宗派に基づく差別に基づく、ヘイトスピーチや「右翼テロ」は、いまや先進国だけでなく開発途上国でもみられます。これは不満や憎悪の噴出であると同時に、社会をさらに混乱させる原動力にもなります。 インド洋にうかぶスリランカでは、3月6日に政府が非常事態を宣言。同国では少数派ムスリムへの嫌がらせや襲撃を、当局がともすれば放置しがちであったことが、大規模な反ムスリム暴動とそれに続く非常事態宣言に行き着きました。いわば、スリランカはヘイトスピーチを積極的に取り締まらなかったツケに直面しているといえます。 非常事態宣言への道 スリランカは人口約2100万人。その約70パーセントを占めるシンハラ人の多くは仏教徒です。今回の非常事態宣言のきっかけとなったのは、少数派ムーア人(約9パーセント)などのムスリムに対するシンハラ人の暴動でした。 3月6日、中部州の複数の町で、ムスリムが多い地域を数百人のシンハラ
法律は守らなければならない。当然のことだ。ところが、法律を作ることが仕事である国会議員(政党)が自ら作った法律を守らない-。こんな冗談のような本当の話が現実に起きようとしている。 正確に言うと、すでに起きている。女性の声をより政治に反映させるため、昨年5月に成立、施行された「政治分野の男女共同参画推進法(男女均等法)」は、国政選挙や地方議会選挙の候補者数を「できる限り男女均等」にするよう政党・政治団体に努力義務を課した。 7日に投開票された41道府県議選での女性候補の割合を主要政党別に見ると、自民党4・2%、立憲民主党26・0%、国民民主党12・4%、公明党8・4%、共産党45・7%だった。議員立法の男女均等法は与野党による全会一致で成立した。にもかかわらず、男女均等を実現した政党は一つもなかった。 罰則なし男女均等法は候補者数を「できる限り」男女均等にするよう「目指す」内容で、政党は男女
Sri Lanka attacks: Death toll soars to 290 after bombings hit churches and hotels
介護施設や障害者のグループホームを新築したが、職員がいないため半分の居室を閉めている。どれだけ職員を募集しても応募者が来ない。そんな悲鳴が各地で上がっている。 筋萎縮性側索硬化症(ALS)は発症後2~5年で全身の筋肉が動かなくなる深刻な神経難病だ。最近は人工呼吸器や胃ろうの管を付けて生きる患者がメディアで紹介されるようになり、発症しても生きる希望を持つ人が増えてきた。 ところが、身体介助やコミュニケーションができるヘルパーが足りないため、人工呼吸器の装着を断念する人が相次いでいる。家族の負担が増えることへの懸念からでもある。 兄弟姉妹の数が以前より少なく、親の介護をひとりで背負う現役世代は多い。子どもの育児や障害のある親族の介助も含めて「ダブルケア」の状態の人もいる。 介護のために仕事を辞める人は年間10万人に上る。職を失うことで収入はなくなり、企業活動にも悪影響が出る。その経済損失は65
カリタスジャパンは、人種、民族、性差、宗教や政治の壁を越えて「今もっとも必要とされている支援」を行っています。 全世界のカリタスと連携し、世界各地で厳しい生活を余儀なくされている人々の自立への後押し、貧困の撲滅、人権、教育、保健衛生などの優先課題に力を注いでいます。ご支援、ご協力をお願い申し上げます。 カリタスジャパンの募金活動 カリタスジャパンでは、毎年復活祭前の四旬節の期間中、四旬節献金として「愛の献金運動」を日本全国に展開しています。また、国内外の災害発生時には緊急募金の呼びかけを行ないます。一般募金は時期を区切らず年間をとおして受け付けています。 募金の意向について 四旬節献金〔国内外の自立支援やいのちを守る活動のため〕 一般募金:国内援助〔国内の人道支援、災害援助〕 一般募金:海外援助〔海外の人道支援、災害援助、開発プログラム実施支援〕 クリスマス募金 〔クリスマス時期の募金 世
体調わるくて有給を使って休んだらマネージャから「お前それはsick leaveではないのか」と言われて調べてみたら日本以外のだいたいの国ではsick leaveは給料が出るから有給を使わないという常識が出てきた
ノートルダム高額寄付に怒り=反政府デモ激化も-フランス 2019年04月19日08時06分 ノートルダム大聖堂の前を行進するデモ隊=1月5日、パリ(AFP時事) 【パリ時事】大火災に見舞われたフランスのパリ中心部にある観光名所、ノートルダム大聖堂の再建のため、大富豪らから多額の寄付金の申し出が相次いでいることに対し、マクロン大統領の政策に反対し昨年11月からデモを続けている抗議運動参加者らは「不公平だ」と不満を募らせている。 ノートルダム大聖堂、再建には「数十年」=修復に寄付始まる 抗議運動の中心となっている女性は17日、「社会的な惨状には何もしないのに、わずか一晩で膨大な金を拠出できることを見せつけた」と高額な寄付を批判。インターネット交流サイト(SNS)上では「人間より石が優先されるのか」などと反発する投稿が相次いだ。 有力紙フィガロは、20日に予定されているデモについて「怒りを募らせ
▼ユリアヌスはなぜ キリスト教に背いたのか? やんごとなき生まれの文人が政治に出遭う時、 本人さえも予想もしなかったディストピアが開かれてゆく――。 「背教者」として知られる古代ローマの哲人皇帝ユリアヌスの信仰世界を、 精緻な史料分析によって明らかにする意欲作。 紀元後4世紀のローマ皇帝ユリアヌス(331/2-363年、在位361-363年)は、単独統治権を獲得するに至ってコンスタンティヌス以来の親キリスト教政策を放棄し、突然に「父祖たちの遺風」の復興を命じて同時代人を当惑と混乱に陥れた。ユリアヌスの没後、彼の出現は在位中の天変地異や365年7月21日に東地中海を襲った地震と津波に加えて、ユリアヌスの母方の縁戚である簒奪帝プロコピオスの蜂起と鎮圧・刑死と結びつけて語られるようになり、5世紀中葉には「背教者」像が確立される。彼の著作はビザンティン世界における政治と教会批判の具として用いられ、
▼制作に必要な知識がこの1冊に! ▼テレビ局の番組作りに学ぶ! 映像作品の作り方。 ▼企画から撮影、編集までを初心者向けにわかりやすく解説。 カメラを片手に世界へ飛び出していく喜び。 編集を通じて世界の光と影を探る興奮。 黒岩さんと出会わなければ、 今私は映像の道にいなかっただろう。 ――砂田麻美 映画監督『エンディングノート』 はじめに Part 1 映像はどのように作られているか ――制作工程とその仕組み 1.ディレクターの役割と機能 2.映像における制作工程とその特徴 3.原則を踏まえた上での「アマチュア向け映像制作工程モデル」 Part 2 企画のたて方 ――誰に、何を、どのように 1.考え方の基本 2.企画書を書いてみる 3.企画書の実際――ケーススタディ Part 3 事前取材とロケハン ――撮影に入る前にやっておくこと 1.アプローチの注意点 2.事前 …… 【著者】 黒岩亜
近代化遺産の活用で先行する台湾 私の著書が台湾で刊行されたのを機に、台湾でプロモーション活動を行なった際、あるイベントにゲストで呼ばれた。場所は台北市の「華山文化産業園区(華山1914文創園区、華山クリエイティブパーク)」。連日のように開かれる講座や優れた空間性が評判を呼んでいる独立書店(大手資本が入っていない書店)の「青鳥書店」が会場だった。実は青鳥書店で講演するのは3度目なのだか、いつも会場は熱心にメモを取る若者で満杯だ。ここでは講座、コンサート、展示が毎日何件も開催され、青鳥書店のようなユニークな書店やおしゃれなショップ、レストランがそろい、知的刺激を求める人々やデートの男女、家族連れでにぎわっている。 青鳥書店で講演する筆者(青島書店提供) 同パークの土地はかつて1914年に建設された日本の酒工場だった。戦後も工場は稼働を続けていたが、移転で一時は荒廃していた。そこに大改装の手が入
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