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介護施設や障害者のグループホームを新築したが、職員がいないため半分の居室を閉めている。どれだけ職... 介護施設や障害者のグループホームを新築したが、職員がいないため半分の居室を閉めている。どれだけ職員を募集しても応募者が来ない。そんな悲鳴が各地で上がっている。 筋萎縮性側索硬化症(ALS)は発症後2~5年で全身の筋肉が動かなくなる深刻な神経難病だ。最近は人工呼吸器や胃ろうの管を付けて生きる患者がメディアで紹介されるようになり、発症しても生きる希望を持つ人が増えてきた。 ところが、身体介助やコミュニケーションができるヘルパーが足りないため、人工呼吸器の装着を断念する人が相次いでいる。家族の負担が増えることへの懸念からでもある。 兄弟姉妹の数が以前より少なく、親の介護をひとりで背負う現役世代は多い。子どもの育児や障害のある親族の介助も含めて「ダブルケア」の状態の人もいる。 介護のために仕事を辞める人は年間10万人に上る。職を失うことで収入はなくなり、企業活動にも悪影響が出る。その経済損失は65
2019/04/21 リンク