連合神奈川は29日、横浜市で執行委員会を開き、参院神奈川選挙区補選(10月25日投開票)で民主党の公認を受け立候補するエコノミスト金子洋一氏(47)への推薦、支援をしない方針を決定した。各組合員の自主投票とする。 連合は、参院補選と同日の投開票となる川崎市長選で、現職市長への推薦を決めたが、民主党が別の候補を擁立したことに反発。同市長選での候補者一本化に向け調整していたが、物別れに終わった。連合神奈川の野村芳広会長は「川崎市長選で候補一本化が出来なかったのは残念。参院補選では(金子氏を)推薦しないとの対応を取らざるを得ない」と述べた。 民主党県連の花上喜代志幹事長は「重く受け止める。影響を最小限にとどめるよう努力したい」と話した。