◇浜田氏が猛追 岩永氏は組織固め 政権交代後初の国政選挙となる第22回参院選の投開票(11日)を前に毎日新聞は2~4日の3日間、特別世論調査を実施した。集計結果と取材を総合し、県内の中盤情勢を探った。鳥取選挙区(改選1)では、民主新人の坂野真理氏(32)と自民新人の浜田和幸氏(57)が接戦を演じ、坂野氏がわずかにリード。共産新人の岩永尚之氏(53)が追う構図になっている。誰に投票するか決めていない有権者が約2割おり、予断を許さない展開になっている。 調査は、コンピューターで無作為に選んだ電話番号を使う「RDS法」で行った。県内有権者676人から回答を得た。 坂野氏は民主支持層を中心に支持を拡大している。社民支持層の7割も固めた。昨年7月に出馬表明し、若さと1児の母をアピールして知名度を上げ、無党派層にも浸透している。性別では男性の支持が4割を超え、年代別では20代から40代で4割の支持を取