著者プロフィール:山口揚平 トーマツコンサルティング、アーサーアンダーセン、デロイトトーマツコンサルティング等を経て、現在ブルーマーリンパートナーズ代表取締役。M&Aコンサルタントとして多数の大型買収案件に参画する中で、外資系ファンドの投資手法や財務の本質を学ぶ。現在は、上場企業のIRコンサルティングを手がけるほか、個人投資家向けの投資教育グループ「シェアーズ」を運営している。著書に「なぜか日本人が知らなかった新しい株の本」など。 先日「家で大掃除をしたい」と言ったら、友人からいいことを教わった。狭い家ではモノを捨てるテクニックが重要だが、捨てるか片付けるかの基準は、「1年間使っていらなかったら捨てる」が一番だという。高価なモノだからとか、ひょっとしたら今後使うかもしれないとか、ではない。自分にとって“意味”があるのかないのか、を判断基準にするというのだ。 「なるほどな」と思った。確かに棚
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