4回に渡るインテル編の最後は、サーバー向けプロセッサー。要するにXeonの話題で締めくくろう。まずはXeonの詳細に入る前に、Xeonラインナップの基礎知識を説明したい。 3ラインナップのXeon バス構造が性能のボトルネックに インテルはXeonという1つのブランドの下に、大別して3種類の製品をラインナップしている。小規模サーバーや組み込み向けに使われる、1(Uni)プロセッサーXeon(通称Xeon UP)。一番ボリュームの大きい2プロセッサーXeon(Xeon DP)、それとハイエンド向けに4プロセッサー“以上”の構成をとるXeon(通称Xeon MP)の3種類だ。ほとんどの場合、Xeon UPはデスクトップ向けのプロセッサーをそのまま流用する形だが、Xeon DPでは2プロセッサー用となり、更にXeon MPではスペシャルな構造のものが特に投入されることが多い。 これは、インテルC