“Stopping the Clockes”というのは“Bulldozer”で搭載される省電力技術を語る時に魅力的なキーワードとなる。“Bulldozer”では実際のプロセスの情報を取得、命令コマンドをほぼ直接受け取ることで周波数をきめ細かく監視する。これにより、余計なトランジスタを使うことがなくなり、全体の消費電力を減らすことができる。 “Bulldozer”では現行世代のコアと比較すると“Percent of clocks firing”―簡単に言うとアクティヴな回路の割合がIdle時、通常作業時、フルパワー時ともに低くなっている。Idle時は新たに搭載されたC6 gatingによる省電力化も加わる。現行のコアはIdle時でもまだ回路はアクティブである。“Bulldozer”では1モジュールの2つのコアがIdleに入る場合は、そのモジュールの電源が遮断される。これにより、現行コアからI