韓国 ソウル 日本大使館前の少女像 (源五郎さんによる写真ACからの写真) 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の中の企画「表現の不自由展・その後」が、電話やメールによる抗議や脅迫が殺到したことで中止に追い込まれました。 過去に美術館や展覧会などから撤去されたり、内容の変更を求められたりした作品を集めるという企画ですから、ある程度の抗議は想定していたはずですが、朝日新聞によると、開幕した8月1日だけで抗議は電話200件、メール500件、事務局は抗議電話に対しては意見を聞く姿勢で、職員も増強しましたが、電話やメールは愛知県庁にも寄せられ、対応に忙殺され、芸術祭の運営そのものに支障をきたしかねないところまで追い込まれたということです。抗議の内訳は、慰安婦像に関するものが半数で、昭和天皇を想起させる作品に関するものが4割程度でした。 「抗議電話には意見を聞く姿勢」というのがどうだったのでし