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2019年8月13日のブックマーク (1件)

  • 餓死、物乞い、スリ…戦争が生み出した「浮浪児」その厳しすぎる生活(石井 光太) @gendai_biz

    当の戦争のはじまり 戦争の犠牲となるのは、いつもか弱き者だ。敗戦後、日には戦災で両親を失った戦災孤児の数が約12万人にのぼったといわれている。このうち、引き取り手がおらず、路上で身一つで生きなければならなくなった「浮浪児」と呼ばれた子供たちは3万5千人に上ったと推測されている(「朝日年鑑」1947年)。 私は10年来、元浮浪児たちに会い、その体験を記録するという取材を進めてきた。2014年には『浮浪児1945-―戦争が生んだ子供たち―』(新潮文庫)というノンフィクションに、それらの成果をまとめた。 その経験から言えば、実態は3万5千人以上に上るだろう。後に述べるように、浮浪児には戦災孤児以外からなった者もおり、それを合わせると膨大な数に上ったことは想像に難くないからだ。 元浮浪児の一人は、私にこんな言葉を残した。 「日の終戦記念日は昭和20年8月15日なんだよ。だけど、そこから先が、

    餓死、物乞い、スリ…戦争が生み出した「浮浪児」その厳しすぎる生活(石井 光太) @gendai_biz
    blanccasse
    blanccasse 2019/08/13
    「1945年8月15日は、日本軍の兵士にとっては戦争の終わりだったかもしれない。だが、親を失い、路上に放り出された浮浪児たちにとっては、長い長い苦しみの人生のはじまりだった」