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小熊英二に関するbluefieldのブックマーク (6)

  • 1968(上)――若者たちの叛乱とその背景 | 小熊英二 | 評者◆小熊英二|図書新聞

    貧困と格差が社会を二分化し、二〇世紀後半の日において社会批判の有効性を保っていた「一九七〇年パラダイム」がついに失効したと考えるとき、そのパラダイムを規定した〈一九六八年〉を、根的な批判の対象とすることは時宜にかなっている。大学での学費値上げ闘争からバリケード闘争、街頭闘争、そして武装闘争論の席捲、連合赤軍事件を契機とした新左翼運動の退潮と、一九七〇年「七・七華青闘(華僑青年闘争委員会)告発」を経て、〝主体を問う〟という問題意識を継続させた反差別闘争への横滑り。実際の政治力量からいえば「革命」には到底おぼつかない新左翼諸党派と学内改革がせいいっぱいであったはずの全共闘。そして「政治の季節」のあと政治舞台から退場した全共闘世代と、他方でその世代がエージェントと化した大衆消費社会。 〈一九六八年〉の叛乱の「自己否定」と「世界革命」は壮大な幻想たりえたが、それを担った若者たちを動かしていた衝

  • 小熊英二『1968』上巻を読む。 - 2009-07-13 - 【海難記】 Wrecked on the Sea

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

    小熊英二『1968』上巻を読む。 - 2009-07-13 - 【海難記】 Wrecked on the Sea
  • Goethe-Institut 文化・デザイン・ファッション・ポップをドイツ・アートニュースのバックナンバー(2004年10月-2006年3月)から紹介- 2005年8月

    Wir verankern Deutsch in den Bildungssystemen weltweit, fördern den Deutschunterricht an über 100.000 Schulen, qualifizieren und bilden Deutschlehrer*innen aus und bieten vielfältige Online- und Präsenzkurse an. Mit verschiedenen Programmen unterstützen wir auch ausländische Studierende und Fachkräfte auf ihrem Weg nach Deutschland.

    bluefield
    bluefield 2009/06/17
    これの他にもいろいろ前情報を聞く限り、スタイルとしてハルバースタムの「ザ・フィフティーズ」に強く影響を受けてそうだ。
  • 小熊英二氏を囲むささやかな集い - (ナツ)のハッピー日記

    その時の小熊氏の話は以下の通り。なお、これは私の記憶に基づいて私の責任で記述したものである。一字一句そのままを書いているわけではない。 - ●『〈民主〉と〈愛国〉』について ・ 表紙は自分で2〜3案用意し、デザイナーと話し合って決めた。初版の帯も自分で書いた(最後の一行だけは新曜社の前社長の文)。 ・ 大学生には国民的歴史学運動の章が予想以上に受けた。石母田正さんかわいそう、といった声を聴いた。 ・ 思い返すに、書を書いた動機といえそうなものは三つ。 (1)「公」についてのまともな議論を提示したかった。 (2)インドに行き、貧富の差、そんな中での知識人のあり方、ナショナリズムについて考えた経験。 (3)編集者としての経験。戦後知識人の集まりでお茶を入れていたとき、都留重人がいつも蝶ネクタイなのはなぜだろうと思ったりしたことなど。 ・ あとがきで父の話を書いたのは親孝行もあるが、父の裁判に

    小熊英二氏を囲むささやかな集い - (ナツ)のハッピー日記
    bluefield
    bluefield 2009/06/17
    みすずの合併号を読む限りだと、結局80年代も扱うみたいですな。
  • 小熊英二 1968 〈ichi-kew-roku-hachi〉

    -------------------------------------------------------------------- 小熊英二『1968』『1968』関連のブログ記事、左記クリックください 1968 上巻 1968 下巻 著者のことば 『1968』上 序 資主義への反感 著者のことば 「あの時代」から現代の原点をさぐる――著者のことば 書は、「1968年」に象徴される「あの時代」、全共闘運動から連合赤軍にいたる若者たちの叛乱を全体的にあつかった、初の研究書である。 これまで、「あの時代」を語った回想記などは大量に存在したが、あの叛乱が何であったのか、なぜ起こったのか、何をその後に遺したのかを、解明した研究はなかった。その一因は、あの叛乱が当事者たちの真摯さとはアンバランスなほどに、政治運動としては未熟だったためだと思われる。そのためあの叛乱は、当事者の回想記などでは

    bluefield
    bluefield 2009/06/17
    「またまたの大著で、上下巻、A5判各1000頁、1100頁」この後は80年代の総括にかかるのだろうか。
  • 最近文献160吉川勇一インタビュー【聞き手】小熊英二

    160 吉川勇一インタビュー「国境をこえた『個人原理』」【聞き手】小熊英二 岩崎稔・上野千鶴子・北田暁大・小森陽一・成田龍一編著 『戦後日スタディーズ② 60・70年代』(紀伊国屋書店 2009年05月刊)に所収 (09/05/13掲載) これは全部で39ページあるかなりの長さのものだが、以下にはその中で、全共闘運動に触れた部分と、最後の部分だけを紹介する。 (前略)…… 小熊 だけど日大はむしろ例外で、そんなに学生が抑圧されていない大学にも全共闘運動は広がった。当時は高度成長の盛りで、就職率はほぼ一〇〇%。年長者には、戦後懸命に働いてやっと生活のゆとりができて、大学に通えるようになったのに何が不満なんだ、なんでこんな好況期にマルクス主義を掲げてゲバ棒を振りまわす必要がある、といった反応が多かったようです。吉川さんは、あの学生叛乱はなぜ起きたと思っておられましたか? 吉川 たしかに好況期

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