3・11以来となる最大震度7を記録した熊本県の巨大地震。夕刊フジで数々の地震を予知してきた電気通信大名誉教授で、日本地震予知学会会長の早川正士氏は、今回もその予兆をとらえることに成功。現在、九州地方のほか、全国3地域で新たな揺れが起きる恐れがあると警鐘を鳴らした。 早川氏は12日にインターネット上の地震予測情報サービス「地震解析ラボ」で「4月8日から19日の間に、伊予灘から日向灘にかけて内陸でM5・0前後、海底で5・5前後、最大震度4程度」と予測していた。 実際に14日に熊本県で発生した地震と比べると震源は西にそれたが、今回も発生する時期を言い当てたといえる。 「ただ、震源は地下50キロ程度を想定して震度を予測していたので、ここまで揺れるとは考えていなかった」(早川氏) 早川氏は、地震が起こる約1週間前に前兆現象として起きる地殻のヒビ割れに着目。このヒビが発生させる電磁波が地球上空の電離層
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