預金の「東京一極集中」が鮮明になってきた。日銀の統計によると、東京都の銀行預金は2017年3月末時点で254兆円と1年前から12.7%増えた。背景には高齢化が進む地方からの遺産相続などに伴う預金シフトがある。例えば愛媛県では0.8%減とマイナスに転じ、四国全体でも0.6%増にとどまる。地方銀行では預金の流出阻止のために金利を高めに設定するケースが目立ち始めている。国内銀行の預金残高は745兆円
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