概要 草摩家の「中」の人間で、十二支の「巳」の物の怪憑き。 透たちより10学年上で、草摩由希の実兄。 草摩紫呉と草摩はとりは同い年で、マブダチトリオの一人。 服飾店「あやめ」の店長。 透曰く、大人版の由希で、銀色の髪を伸ばしている。常にテンションが高く騒がしい、自分本位な王様気質の持ち主。高校時代は生徒会長を務めていた。紫呉曰く、その容姿、なにより破天荒な行動にみんな惹かれ、校則や行事が大きく変化して楽しかったという。憑いている物の怪故に寒さに弱く、急に冷え込んだ時は変身して冬眠状態になることがある。熱さにも弱く、学校には常に送迎車で通っていた。 少年時代は、10も歳が離れている上に、由希は隔離されて育ったため、会話を交わしたこともなく、「弟なんていたっけか」程度の認識で、助けを求めて服を掴まれた時は簡単に振り払い、病気が悪化していると聞いても「ふぅん」で終わるほどの無関心だった。しかし、