ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」で、フジテレビの番組ディレクターが寝そべる番組が放送されていたことが、ペルー国内で問題になっている。ペルーのアルバレス文化相は1月6日、番組で現地ガイドをしたペルー人考古学者を刑事告発する方針を明らかにした。現地紙の「La Republica」が報じた。 問題の番組は、フジテレビで2013年3月に放送された旅番組「世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?」。ペルーを訪れた女性ディレクターは現地ガイドの手引きで地上絵に立ち入った。特別な調査用サンダルを履いたものの、ハチドリの地上絵の大きさを示すために線の間に寝そべった。