プロ野球は28日、セ・パ両リーグが開幕した。今季は楽天のエースだった田中将大が海を渡って大リーグのヤンキースに移籍したが、田中とは逆の道をたどった選手がいる。大リーグを経て日本球界に5年ぶりに復帰したのがDeNAの尚成(高橋尚成)だ。メッツ、エンゼルスなどで通算14勝を挙げた38歳はメジャーで何を学んだのか。8年連続Bクラスからの脱出へ中畑監督に請われて加入した左腕は、かつて在籍した巨人に対して
中日が現役最年長48歳の山本昌投手と来季も契約を結ぶことが26日、分かった。この日、球団幹部が「やめろという理由が見つからない」と契約延長する意向を示した。山本昌も現役続行を希望している。球団側との話し合いをへて正式決定する。球界の宝は明日28日、ヤクルト戦(神宮)で48歳での勝利を目指す。 来季も山本昌が中日のユニホームを着て投げる。プロ30年目、区切りのシーズンを迎え進退が注目される山本昌の処遇について、西脇編成担当が明確な方針を口にした。 「まだ直接話し合ってはないけども、本人が前向きなのにやめろなんて言えない。ゲームをつくっているし、やめろという理由が見つからない」 昨季も球団は2度、山本昌と進退についての話し合いの場を持って現役続行という決断を導き出した。その流れに沿い近日中に両者が面談、その場で契約延長の方針が伝えられる見込みだ。盟友山崎はすでに今季で引退という決断を下したが、
ユニクロの球界進出情報がささやかれている。球界OBが発信源で「ユニクロが球団買収に動き出している。狙いはロッテのようだ」という。単なる怪情報か、それとも衝撃情報か。 昨年オフにDeNAがTBSから横浜球団を買収したばかり。もし、ユニクロの球団買収の動きが事実なら、球界に与えるインパクトは強烈だ。「ユニクロのような時代にマッチした元気な企業が進出するのならば、球界にとってはいいことで、大歓迎だろう」。球界関係者はむしろ新風を期待する。 ターゲットとウワサされるロッテの球団身売り情報は、昨年から度々流れている。本社の総務畑から送り込まれた球団首脳コンビが火元になっている。「野球に全く素人の本社の総務畑の人間が球団にきたのは、最終的に身売りが目的だろう。実際に球団は緊縮財政になっている」(球界関係者)という、もっともな理由からだ。 だが、今オフのロッテは手のひら返しで現場首脳陣を大刷新中だ
今夏まで羽黒高(山形)硬式野球部で主将を務めた土田拓弥外野手(18)が29日、大リーグ・インディアンス(ア・リーグ中地区)と電撃マイナー契約を交わした。今秋、プロ志望届を提出。国内プロ球団からはドラフト指名されなかったが、俊足巧打の将来性を評価された。来春渡米し、大リーグ傘下のルーキー・リーグからメジャー昇格の「アメリカン・ドリーム」を目指す。 土田が日本人高卒ルーキーとして、初めてインディアンスと契約を交わした。25日のドラフト後に交渉を重ね、この日、山形公証役場(山形市)で父隆一さん(47)と羽黒・横田謙人総監督(42)も同席し、インディアンスのアジア担当チーフスカウト、デーブ・ディフレイタス氏(31)と正式契約した。山形市役所の記者クラブで急きょ会見した土田は「プロは野球を始めた小学生の頃からの夢だったのでうれしい。挑戦したいという気持ちが強い」と新天地に夢を広げた。 身長170セン
<ソフトバンク7-0西武>◇4日◇福岡ヤフードーム 強気の奪三振ショーだった。ソフトバンクのドラフト1位ルーキーの武田翔太投手(19)が、無傷の3勝目を挙げた。6回1/3を3安打無失点。西武打線から自己最多の10三振を奪った。 6回1死、初安打から連打を浴び一、二塁のピンチになるとギアを上げた。「三振を取りにいった。打球を打たせないのが一番」と、栗山、秋山に落差のあるカーブで連続空振り三振を奪った。グラブをたたいてほえた。 4番中村からは3打席3三振。しかも、縦スライダー、外角直球、横スライダーとすべて違う決め球で空振り三振に仕留めた。「左膝が痛くてあれだけスイングしてすごい。ケガをしていたから、ちゃんとした勝負ではない」と謙遜するが、試合後に中村を「ノーコメント」と不機嫌モードにさせるほどの投球だった。 秋山監督も「自分のリズムで投げているのがすばらしい」とベタ褒め。7回途中、自己最多1
2012年2月29日 株式会社北海道日本ハムファイターズ 株式会社楽天野球団 株式会社西武ライオンズ 株式会社千葉ロッテマリーンズ オリックス野球クラブ株式会社 福岡ソフトバンクホークス株式会社 パシフィック・リーグ6球団は、共同でサービス提供しているライブ配信事業について、2012年シーズンを間近に控え、パシフィック・リーグ6球団ポータルサイト「PACIFIC LEAGUE.JP」を3月1日(木)にリニューアルし、パシフィック・リーグ公式戦全試合を視聴出来る『パ・リーグTV』のサービスを行います。 今回の初の試みとして、6球団のどちらかの公式ファンクラブに登録されている会員の方々には、特別料金で視聴ができます。パシフィック・リーグ6球団が共同で行っている事業ならではのサービスです。 また、PC・スマートフォン・タブレット端末でのマルチデバイス対応を行い、お好きな時間、場所、シチュエーショ
日刊スポーツ評論家としてデビューした工藤公康氏(48)の最初の仕事は、西武渡辺久信監督(46)へのインタビューです。西武黄金期をともに支えた後輩監督のもとで、10年シーズンにプレーした経験から、昨季の奇跡的な逆転3位の采配、監督像に迫ります。「ナベちゃん」「工藤さん」と呼び合い、腹を割って対談しました。 工藤 2年前、西武に呼んでもらって、ありがとうございました。でも力になれなくて、気ばかり使わせてしまって、監督、すみませんでした(笑い)。 渡辺 何を言ってるんですか、工藤さん。僕もうれしかったし、たくさんの西武ファンが喜んでくれた。 工藤 FAで出ていった身だったし、またライオンズに戻ることができるとは思ってなかった。 渡辺 横浜退団の後、六本木で一緒にメシを食いましたね。そこで、うちに来てくれませんかってお願いして。球団には、その場で電話をかけましたからね。 工藤 選手の立場から、「渡
新生「横浜DeNAベイスターズ」の新監督就任が決定的な前西武の工藤公康投手(48)が1日、チーム改革案を語った。低迷の要因となっている投手陣のリーダー役に三浦大輔投手(37)を指名。外国人の怠慢走塁を認めず、チーム一体で同じ方向に向かう重要性を説いた。 ハマのおじさんが、ハマの番長を新球団のリーダー役に指名した。参入が正式決定した横浜DeNA監督候補の工藤は、今季12球団ワースト防御率だった投手陣に目を向けた。「今のチームなら、三浦が引っ張らないといけない」とけん引役を求めた。07年から3年間、同僚の立場で接してきたが「将来的に指導する立場になることも考えて、うるさがられても厳しいことを言えるようにならないと」と行動、言動の両面でリーダーシップに期待した。 チーム改革を語る言葉に熱が増した。西武、ダイエー(現ソフトバンク)、巨人でリーグ優勝14度、日本一11度を経験。“優勝請負人”と呼ばれ
来季もオレ流継続!? 中日落合博満前監督(57)が22日、選手たちに最後のメッセージを送った。名古屋市内のホテルで退任会見に臨み、来季以降、怠慢プレーを見かけたら直接電話で“お説教”すると予告。一方で、8年間で4度優勝したことへの感謝も口にした。チームは高木守道新監督(70)を迎えるが、オレ流指揮官の影は消えない。 落合前監督の言葉に、選手たちの顔色が変わった。退任会見に先立って行われた優勝祝賀会。あいさつのため壇上に立つと、いたずらっぽい笑みを浮かべてオレ流節をさく裂させた。 「私は来年、野球はしていません。でも新聞などで選手たちのことは気にして見ています。『お前ら何してんだよ』って思ったら電話の1本でもかけてやります。そういうことがないようにしてほしい」 20日、日本シリーズ第7戦で敗れた後には、全員を集めて言ったという。「ぶざまな野球はするな。この8年間が無駄になる」。基本に忠実な「
巨人の球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM)を18日に解任された清武英利氏(61)の記者会見が、早ければ24日に都内で行われることになった。20日、清武氏の代理人を務める吉峯啓晴弁護士が「週明けは日本シリーズの一夜明けですし、23日にはジャイアンツのファンフェスタがある。ご迷惑がかからないよう、24日以降で調整しています」と明かした。前日19日には、都内の事務所で清武氏と今後の対応策を協議していた。
巨人の“お家騒動”のあおりをくったのは、8年ぶりの日本一を目指すソフトバンクだ。 巨人OB会長でもある王球団会長は13日、苦しい胸の内を明かした。「12球団の問題じゃないので、外部から何か物を言うことはできない。あくまで巨人内部の問題だからね。静観するしかないんだよ、オレはソフトバンクの人間だから。巨人内部でよく話し合って早く解決してもらいたい」 868本塁打を放ち、世界の王として君臨した現役時代。助監督、監督を務め、現在はOB会長の任にある。それだけに、愛着ある古巣の現状に対するジレンマが見え隠れする。 球界では、日本シリーズに影響を与えるような発表やイベントを控えるのが常識。それが、よりによって日本シリーズ前日に開いた爆弾会見など、日本シリーズを冒とくする愚挙でしかない。 清武代表は「球界のため、ファンのためにやった」というが、GM解任を内示された自分の保身のためなのは明らか。
印刷 プロ野球巨人の清武英利球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM)の記者会見を受けて、巨人の桃井恒和オーナー兼球団社長は11日、都内の球団事務所で記者会見し、「彼とは若干、見方が違う。(清武氏の会見に)驚くと同時に個人的にも残念」と話した。 清武氏の処遇について「当面、いまやっている仕事をGM、代表としてやってもらう」と述べた。 朝日新聞デジタルでは、以下のような関連記事も読めます。登録はこちら高橋選手「強い球団うれしい」 巨人5位指名 新潟巨人・渡辺会長、球団名モバゲーに難色関連記事「渡辺恒雄氏、人事で越権行為」 巨人軍代表会見で声明(11/11)巨人軍代表が会見へ 「コンプライアンス上の重大な件」(11/11)
巨人の清武英利球団代表が11日、文部科学省で記者会見した。読み上げた声明文は以下の通り。 私は一昨日、11月9日、読売新聞社の主筆であり、読売巨人軍の取締役会長である渡辺恒雄氏から、「巨人軍の1軍ヘッドコーチは江川卓氏とし、岡崎郁ヘッドコーチは降格させる。江川氏との交渉も始めている」と言われました。 すでに、桃井恒和オーナー兼代表取締役社長や原監督と協議して、ヘッドコーチは岡崎氏と内定しており、その旨を岡崎氏や監督に伝え、オーナーが決定した年俸で今日11日に契約書を取り交わすことになっていました。ご本人やチーム首脳もそのつもりで、宮崎で秋季キャンプに入っていたにも関わらず、渡辺氏はそれを覆し、江川氏をヘッドコーチにするというのです。 江川氏は私も尊敬する優れた野球人です。しかし、私と桃井オーナーは10月20日に読売新聞本社の渡辺会長を訪れ、岡崎氏がヘッドコーチに留任することを含む、コーチ人
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