【バンコク=深沢淳一】ベトナム海軍は13日、同国中部クアンナム省沖約40キロ・メートルの南シナ海で、実弾射撃演習を行った。 軍関係筋が明らかにした。領有権を巡って中越が対立する同海では最近、中国の実効支配強化の動きにベトナムが激しく反発しており、今回の演習には、中国をけん制する狙いがあるとみられる。中越間の緊張が今後さらに高まる可能性がある。 演習の規模は不明。ベトナム外務省は「通常の演習」としている。だが、南シナ海情勢を注視する米国は「(中越間の)緊張を高める恐れがある」と、演習実施に懸念を表明していた。 中国共産党機関紙・人民日報系列の国際問題専門紙「環球時報」(英語版)は13日、演習について、「中国に軍事力を誇示する意図があるのは疑いない」とする外交専門家の見方を紹介、不快感を示した。
トルコ総選挙(定数550)が12日に投開票され、親イスラム与党・公正発展党(AKP)が前回を3.33ポイント上回る49.91%の得票を得て勝利し、3期連続での単独政権維持を決めた。ただ、新憲法制定を提案できる330議席にはわずかに届かない模様だ。 エルドアン首相は12日夜、首都アンカラで「民主主義が勝った。勝者は国民全員だ」と勝利宣言。新憲法については「野党と協議し、理解を得ながら作業を進める。我々はあきらめていない」と述べた。AKPは軍政下の1982年につくられた今の憲法に代え、より民主的な憲法の必要性を訴えており、大統領制への移行が検討課題だ。 民放NTVの13日午前4時(日本時間同10時)現在の非公式集計(開票率99.98%)によると、各党の予想議席はAKP326(現有331)、最大野党の共和人民党(CHP)135(同102)、極右・民族主義者行動党(MHP)53(同72)、無所
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く