人材派遣の「テンプスタッフ」などを傘下に持つテンプホールディングスは3月26日、人材サービス大手のインテリジェンスホールディングスを買収すると発表した。4月に米投資ファンド、コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)などからインテリジェンスの全株を510億円で取得し、完全子会社化する。純有利子負債を足した企業総価値(エンタープライズバリュー)は680億円となる、ビッグディールだ。 同日、東京都内で開いた記者会見でテンプホールディングスの篠原欣子会長兼社長が「インテリジェンスは職業紹介やメディア事業で圧倒的な強みを持っている。今回の協力関係はまたとない良縁。この良縁を大切に、お互いの強みを発揮することにより、雇用の課題を解決することで世の中のお役に立っていきたい」と発言すれば、インテリジェンスホールディングスの高橋広敏社長が、「われわれの最良の選択は、テンプホールディングスとともに新しい人材
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