「ドラえもん」最終話、勝手に出版した男性が謝罪 2007年05月29日16時51分 電池切れで動かなくなったドラえもんを、35年後にロボット工学の第一人者になったのび太がよみがえらせた――。藤子・F・不二雄さんの人気漫画「ドラえもん」の「最終話」と称する冊子が出回っている。「ドラえもん」の出版元の小学館は29日までに、無断で漫画化して出版した男性(37)が、同社と藤子プロに謝罪して今後同様のことをしない旨を誓約、不当な利益を得たことを認め、売上金の一部を支払ったことを明らかにした。 無断で出版、販売されていたドラえもんの「最終話」。右は表紙 人気漫画の改変は同人誌などで行われているが、今回は約1万3000部も販売していたため、小学館と藤子プロは重大な著作権侵害として男性に警告していた。 この「最終話」は、98年ごろから、インターネット上で文章で広まっていた。05年秋に、男性が「田嶋・T・安