それでも、多くの主催者がライブ開催を躊躇しているのが現状だ。そんななか開催に踏み切った同ライブ公演。現場では徹底したコロナ対策が行われていた。 マスク着用や検温、消毒、ビニールカーテン等、多くの場所で行われている対策はもちろん実施されたほか、密になりがちな喫煙所も廃止に。また、時間帯を分けた分散入場を行い、ライブ開催中は「発声」を禁止に。ステージ演出の銀テープも廃止にする徹底ぶりだった。 また、ライブの現場でとくにコロナ感染を意識したいのが物販エリアだが、ここでは事前に「電子整理券」が配布され、電子決算も導入。整列時には足元に目印を置き、距離を確保した形式で案内。ほとんどの参加者がしっかりとルールを守っていたようだ。 開催にあたってブシロードは、感染症対策のガイドラインを作成。所轄の保健所に事前相談と協力を要請し、会場の山梨県とも事前協議を実施。最寄り駅での参加者同士の距離にも注意を払った