前回に引き続き、加賀谷友典氏とともにCerevoの岩佐琢磨氏のお話を伺っていきます。少数精鋭のハードウェアメーカーが成功した背景にある環境や技術の変化、これから求められる人材と育成方法、大企業とのコラボレーションなどについて、岩佐氏の考えを話していただきました。 大手家電メーカーにはないハードウェアスタートアップのスピード 加賀谷:今、Cerevoは何人くらいいるのですか。 岩佐:すごく人が増えましたね。今日出社したら、知らない顔が5人くらいいて、昨日入社した人でした(笑)。2015年4月までに54名になると思います。電気設計、組み込みソフト、デザイン・メカニカルエンジニア、フロントエンドのアプリ開発の4職種があり、基本は4名を1ユニットにして1つのハードウェアを作っています。現在も、社として6~7商品のハードウェア製作を回しています。 それとは別に、別働隊でスタートアップ支援も始めていて