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ブックマーク / www.shinbunka.co.jp (24)

  • 【新文化】 - トーハン・藤井武彦社長、出版社などに「配送コスト負担」のお願い

    10月19日、京都トーハン会で配送会社による値上げ要請について、「出版社や関係各社にも負担してほしい」と呼びかけ、今後、理解を求めていく考えを示した。同業他社と協業・効率化を図っているものの、出版流通を維持・継続していくために出版社の協力が必要であると述べた。ほかにも図書館の文庫貸出し問題や、電子雑誌読み放題サービス事業、軽減税率など業界問題に触れ、「転換期ではなく、カオス的な局面を迎えている」と危機感を表した。また、年内をめどに同社京都支店を移転する計画があることも付言した。

  • 【新文化】 - 11月1日が「本の日」に制定

    書店新風会の大垣守弘会長(大垣書店)が9月28日、茨城・大洗町で行われた第58回水戸総会で発表した。日記念日協会が9月15日に承認したことを伝えた。当日は幹事店であるブックエースが会を設営し、業界関係者154人が出席した。 大垣会長は2年前から読書推進運動を活性化させる目的で、読者サービスを行う「の日」を制定する意向を示していた。読者や普段、書店に足を運ばない人を書店に来店させるきっかけをつくる。書店新風会会員だけでなく、業界を挙げて読者に向けた謝恩企画に取り組んでいく考えを示した。実質的には来年から取り組むことになる。

  • 【新文化】 - トーハンPOS店調査、年末年始1.4%増 〝大晦日発売〟で全体を3.8%押し上げ

    ジャンル別では「雑誌」が前年比7.6%増、「書籍」が同1.4%増、「コミック」が同8.7%減、「MM」が同7.0%増だった。 また、12月31日発売の銘柄だけで全体を3.8%押し上げた。とくに大晦日当日の売上げは「定期雑誌」が同19.5%増、「ムック」は同13.7%増だった。 調査期間は12月29日~1月3日の6日間。対象店は1820店。

  • 【新文化】 - KADOKAWA、映画「君の名は。」関連書6点で200万部に

    9月26日、KADOKAWAから刊行されているアニメーション映画「君の名は。」の関連書6点の累計発行部数が200万部を突破した。ジュニア版や、コミックス、公式ビジュアルガイドなどの関連書籍がそれぞれ好調に推移している。なかでも角川文庫『小説 君の名は。』(新海誠著)は、同日の重版分(19刷)で累計発行部数は110万部。2016年に刊行された書籍で100万部を突破したのは初。同書は6月18日に発売され、初版5万部でスタート。8月26日の映画公開までに50万部を発行していた。

    【新文化】 - KADOKAWA、映画「君の名は。」関連書6点で200万部に
  • 【新文化】 - 芳林堂書店、負債20億円で破産

    芳林堂書店(東京・豊島区、齋藤聡一代表、資金2000万円)は2月26日、東京地裁へ自己破産を申請し、同日付で破産手続き開始決定を受けた。破産管財人は安藤真一弁護士(みつば総合法律事務所、TEL03-3511-1836)。 同社は高田馬場駅店やコミックプラザ店、みずほ台店など9店舗を運営しているが、書泉(東京・千代田区)へ書店事業を譲渡(譲渡日は2016年8月26日予定)することで合意している。外商部事業は新設の分割会社「株式会社芳林堂書店外商部」が事業継承する(新設分割、分割効力発生日は同年2月25日)。ただし、事業譲渡実行日までは、引き続き同社が店舗運営する。 なお、芳林堂書店は称号を「S企画」に変更し、自己破産を申請した。2015年8月期の売上高は約35億8700万円、ピーク時1999年8月期の70億5000万円から半減していた。

  • 【新文化】 - 紀伊國屋書店、村上春樹本9万部を買切り、取次・書店へ卸し

    紀伊國屋書店はネット書店への対抗策として、スイッチ・パブリッシングが9月10日に発売する村上春樹氏の新刊「職業としての小説家」(体1800円)について、初版10万部のうち9万部を買切り、全国のリアル書店や取次会社に流通する。4月に大日印刷と設立した㈱出版流通イノベーションが検討している「買切・直仕入ビジネス」の一環として取組む。 卸先は紀伊國屋書店またはスイッチ・パブリッシングに注文した書店のほか、日販、トーハン、大阪屋。その他の取次会社には仲間卸しで供給される模様。取引条件は非公開。紀伊國屋書店と取次会社間では多少の返品枠があるというが、全流通段階で買切りとなる。初版10万部のうち、ネット書店には5000部流通される。 8月21日、会見に当たった藤仁史取締役は、「書店への満数出荷と書店マージン率の向上を目指していく。これはテストではなく、リスクを負った事業」と話した。

  • 【新文化】 - 栗田、ブックサービスを楽天に譲渡

    栗田出版販売は4月1日、子会社で通販事業を手がけるブックサービスを楽天に事業譲渡した。 ブックサービスは1986年の設立。2007年に栗田が経営権を取得していた。事業譲渡の理由については「さらなる成長を鑑み、インターネットの有力コンテンツを数多く運営する楽天への事業譲渡に合意した」としている。社長は引き続き川窪克誌氏が務める。事業内容に変更はない。

  • 【新文化】 - 連載 第24回 - TSUTAYA 本部施策で売上倍増 衝撃ネット小説のいま

    TSUTAYAに加盟するブック取扱店では、ネット小説系書籍の売上げが2011年から伸び始め、13年7月には全店で展開することを決定した。それまで店舗ごとに展開位置は様々だったがデータ分析の結果、一般文芸(国内文芸書)の売場に陳列するべきと判断。(株)TSUTAYA商品部BOOK部TBN BOOK MDの安朋幸リーダーはこう話す。 ボカロ小説は10代男女、KADOKAWAなどから刊行されている男性向けネット小説は20代~40代前半、アルファポリスなどが刊行する女性向けは20代~40代の女性に支持されている。ボカロ小説は購買層がお小遣いが限られた中高生ということもあり初速はゆるやかだが、20代以上向けの作品は発売から1~2週間で大半の売上げをつくる。30代以上の読者も多いジャンルのため、突然飽きられて「ブーム」として終わっていくものではないだろうとの判断が、棚を作ったきっかけだという。

    boukoku_db
    boukoku_db 2015/03/05
    ボカロ小説とラノベが客層違うのは質の差ではなく、市場の成熟度(高齢化)によるものかなと思う。
  • 【新文化】 - 大阪屋、リーディングスタイル3号店をオープンへ

    6月27日、東京・町田市の町田マルイ6階にオープンする。店名は「solid&liquid」(ソリッド・アンド・リキッド)。カフェ併設の複合書店で書籍25坪、雑貨25坪、カフェ50坪の構成。 店長はマルノウチリーディングスタイル(東京・千代田区)でマネージャーを務めていた北田博充氏。「既存のジャンルにとらわれず、をじっくり選べる空間にしていきたい」と話している。住所は町田市原町田6-1-6町田マルイ6階。営業時間は午前10時半から午後9時半。不定休。電話番号は042-785-4951。

  • 【新文化】 - 衝撃ネット小説のいま - 連載 第11回 橙乃ままれ氏(下) 「現在」に対して誠実に

    「ログ・ホライズン」を「小説家になろう」に投稿する前には、「なろう」作品を100は読んだという橙乃ままれ氏。書き手であり読み手でもある橙乃氏に、ネット小説の魅力を語ってもらった。 「まずは紙の書籍の1巻分のサイズに縛られずに物語を展開できることですよね。起承転結の『承』が延々続いていったとしても、それが魅力の作品もたくさんある。

    【新文化】 - 衝撃ネット小説のいま - 連載 第11回 橙乃ままれ氏(下) 「現在」に対して誠実に
  • 【新文化】 - トーハン「c-shelf」キャンペーン、電子書籍にも付録

    書店店頭で電子書籍を販売する「c-shelf」において、電子書籍にも雑誌と同じ付録をつける販売を行う。ぶんか社の女子高生向けファッション誌「Ranzuki」2月号の付録「ネイルカラーセット」を、電子版購入の際に景品として付す。期間は1月23日から2月22日。 また、トーハンが提携する電子書籍サービス「スマートブックストア」に、同電子版を購入した読者が会員登録しビューアをダウンロードすると、加盟書店に200円の報奨が支払われる。加盟書店は現在1600店。

  • 【新文化】 - 日教販、3年連続の赤字決算

    12月13日、第65期(H24.10.1~同25.9.30)決算の概要を発表した。売上高は310億9200万円(前年比6.6%減)、営業利益3億0971万円(同約36%減)、経常損失9684万円、当期純損失1億6408万円。同社では、家電量販店の販売を撤退することを決めており、12月に取引きを終えるという。 売上高の内訳は、「書籍」約230億円、「教科書」73億円など。教科書を除く返品率は21.4%(同3.2ポイント減)。経費も削減したが、営業利益の減少から経常ベースは損失となった。 役員人事では、経営企画部長の宮下謙一氏が取締役に新任。12月20日に行われる株主総会で決議される見通し。

  • 【新文化】 - ブックオフ、直営20店舗を閉鎖へ

    直営既存店の売上げが低迷するなか、来年3月までをめどに20店を閉鎖する。現在、直営店は約330店、FC店は560店。 2014年度中間(H25.4.1~同9.30)連結決算で、売上高は387億4700万円(前年同期比4.8%増)。ブックオフ事業の売上高も267億3200万円(同3.4%増)。ブックオフ既存店の売上げは同2.9%減だったが、新規出店やオンライン事業が貢献して増収だった。営業利益は1200万円(同98.2%減)、経常利益は2億8100万円(同68.8%減)、中間の最終損失は1億1700万円。 今後は新規出店を抑制し、新刊の書籍や雑誌、カフェ併設など、新たな店舗パケージの開発に投資をシフトしていく。

  • 【新文化】 - Ameba、スマホ向け電子書籍サービス開始

    サイバーエージェントが運営するネットサービス「Ameba」はこのほど、スマホ向け電子書籍サービス「読書のお時間です」を開始した。マンガを中心に約4万点を揃えている。「進撃の巨人」(講談社)、「ちはやふる」(同)、「君に届け」(集英社)、「銀の匙」(小学館)などの人気作品をはじめ、100社以上がコンテンツを提供。 購入は仮想通貨の「コイン」を使用する。価格は1作あたり平均400コイン(100コイン=105円)。年内にはPCにも対応させ、2014年度に月間5億円の売上げを目指す。iOS5.0以降、Android2.3以降に対応する。

  • 新文化 - 出版業界紙 - ニュースフラッシュ関連ページ - 大阪屋、楽天と資本・業務提携の協議始まる

    大阪屋は、6月4日付「日経新聞」朝刊1面の記事「出版取次3位 楽天傘下に」について、「まだ、何も決まっていないこと。6月27日の株主総会の議案にもない」とコメントし、困惑している。記事では7月にも、大阪屋が行う第三者割当増資を10億円程度で引き受け、出資比率30%超を確保して筆頭株主になる、仮想商店街「楽天市場」で購入した大阪屋の取引書店約2000店舗で受け取れるようにし、楽天のポイントサービスを書店と共通化することも提案していくとある。 大阪屋では「話合いに入ったことは事実だが、決まったことではない」と話している。

  • 太洋社、雑誌発送を出版共同流通に委託 - 新文化 - 出版業界紙

    9月2日より、新刊雑誌の送品業務を出版共同流通に委託する。発送拠点はこれまでの戸田センターから日販ねりま流通センターに変わる。送品ラベル・伝票フォーマットは変更されるが、太洋社の仕入れ・配についてはこれまでと同じ。 太洋社は書籍と雑誌の返品業務を出版共同流通に委託しており、物流合理化計画の一環として、その範囲を拡大することになった。

  • 新文化 - 出版業界紙 - 連載 - 衝撃ネット小説のいま

    いま、ネット上で発表された小説からヒット作が続々と登場している。盛んに映像化もなされ、数十万部単位のベストセラーとなることも珍しくない。ここでは、小説発表の舞台となっているプラットフォーマー、また、書籍化を手がける出版社のキーパーソンに話を聞き、その動向・潮流を探る。 ※紙「新文化」で連載していたものです。 飯田一史のプロフィール 1982年生まれ。文芸とサブカルチャーを中心に活動するライター/編集者。著書に『ウェブ小説の衝撃』(筑摩書房)、共著に『ビジュアル・コミュニケーション 動画時代の文化批評』『ポストヒューマニティーズ 伊藤計劃以後のSF』などがある。

  • 新文化 - 出版業界紙 - ニュースフラッシュ関連ページ

    3月7日、絶版などの入手困難な書籍を、紙と電子の両方で復元・販売する「インタラクティブ ブック ソリューション」を開始した。 電子書籍ストア「BookLive!」と、三省堂書店のオンデマンドサービスを連動させた新事業。両社のいずれかが出版社と交渉し、絶版などを電子化。電子版をBookLive!で、紙版を「三省堂書店オンデマンド」で販売する。第1弾として、BookLive!で好評を得ていた平凡社の「東洋文庫」を、三省堂書店オンデマンドでも販売する。 3月25、26日には、東京・千代田区の三省堂書店神保町店で、出版社向けに個別説明を行う。事前予約が必要。問合せはメール=ssdondemand●mail.books-sanseido.co.jp(●=@)まで。

    boukoku_db
    boukoku_db 2013/03/11
    電子書籍
  • 2012年出版物販売額、1兆7398億円に 新文化 - 出版業界紙 -

    出版科学研究所は1月25日、12年の書籍・雑誌の推定販売金額が前年比3.6%減(644億円減)の1兆7398億円で、8年連続の前年割れになったと発表した。「書籍」は同2.3%減の8013億円、「雑誌」は同4.7%減の9385億円。 書籍は、ミリオンセラーが文春新書『聞く力』の1点にとどまるなど、ヒット作に恵まれなかったことから6年連続の前年割れ。雑誌は15年連続のマイナス成長で、落ち込み幅は昨年の同6.6%減に次いで過去2番目に大きかった。推定販売部数は書籍が同1.7%減の6億8790万冊、雑誌が同5.8%減の18億7339万冊だった。

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