バブル期とは、日本経済が最も好景気に沸いた頂点を指し、1985年~1991年頃のことをいいます。現在ドラマで人気の半沢直樹はバブル後半頃の入行で、勤続20年ほどという設定ですから年代は40代なのですが、一体、この世代の就活はどんな感じだったのでしょう。 どこの国のこと? 今の時代からは全く想像がつきません。 バブルの時代を大まかに表すと、高ければ高いほど物が売れ、会社の接待や海外旅行経費は大盤振る舞い、大会社にも大量入社、アルバイトでも高時給などといった、今では考えられない現象が続いていたのがこの時代です。 1989年12月、バブル期のピーク時には日経平均株価の高値が38,915円になったほどで、現在とは3倍近くの差になります。就活についても現在とは真逆で、100%売り手市場といっても過言でない状態でした。バブル期の新卒求人倍率は2倍を超え、ほとんどの就活生が思い通りの企業に就職できた夢の