「大企業の非正規大量解雇、許されない」高木・連合会長(1/2ページ)2008年12月14日3時1分印刷ソーシャルブックマーク インタビューに答える連合の高木剛会長=11日、東京都千代田区、林正樹撮影 世界的な不況を背景に、非正社員らを解雇する動きが止まらない。近年にない厳しい状況のなかで、働く人の雇用や暮らしを守るため、連合(組合員数675万人)は来春闘をどう戦うのか。高木剛会長に聞いた。 ――非正規労働者の大量解雇に歯止めがかかりません。 あってはならんことだ。一番頭に来ているのは、トヨタ自動車やキヤノンなど、中小に比べて体力のある大企業が、次々と非正規の人たちを大量に減らしていることだ。満期を待たずに中途解約する例も多い。数カ月の雇用すら継続できないほど、切迫しているのか。御手洗冨士夫・日本経団連会長は会見で「苦渋の選択」と言ったが、「苦渋」の中身が全く伝わってこない。 仕事がないのに