ハンバーガーからタピオカミルクティーへ-。日本マクドナルドホールディングス(HD)などで社長を務めた原田泳幸氏(70)が、台湾のティー専門店「ゴンチャ」日本法人の会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)に就くことが話題となっている。「プロ経営者」としての評価は分かれる原田氏だが、タピオカで捲土重来を期す。 ゴンチャは2006年台湾で創業し、15年に日本に進出した。現在、国内で51店舗を展開している。 12月1日付でゴンチャジャパンのトップに就く原田氏は、1997年にアップルコンピュータ(現アップル)日本法人社長に就任。2004年にはマクドナルドに移り、「100円マック」などで低迷していた同社を立て直し、8年連続増収などの実績を挙げた。 だが、その後は店舗のフランチャイズ化推進や店頭でのメニューの撤去など戦略が迷走し、業績は下降線をたどった。 14年には教育界に転じ、ベネッセホールディングス会長