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ブックマーク / snartasa.hatenablog.com (3)

  • すでに隣人である私からすでに隣人であるあなた達へ - ゆなの視点

    差別的な言説の常として、トランス女性の「加害性」を語る人々の言葉には、私達の普段のリアルな姿が現れていないように見えます。 それはちょうど、映画『ジョジョラビット』で、ユダヤ人への偏見に凝り固まった主人公が、「ユダヤ人ってどんな人?」と聞かれて、得体の知れない悪魔のような人物の姿を語って聞かせるように。 でもたぶん、身近にトランス当事者がいない人が素朴に信じるかもしれないよりもはるかに、私達はもうあちらこちらに普通に存在しています。 もしかしたら、人によってはトランスと言えば限られたお店や空間にしか顔を出さない存在のように思うかもしれません。ですが、私は仕事のために新幹線で金沢まで行き、ついでに美術館を眺めて金沢おでんに舌鼓を打ったり、休日に多劇場でお芝居を見たり、イメージフォーラムで映画を見たりしてきました。外に出かければ、お腹もすくし喉も乾く。私は個人経営の可愛らしいカフェが好きなの

    すでに隣人である私からすでに隣人であるあなた達へ - ゆなの視点
    calibaby
    calibaby 2021/09/24
    トランス女性に対する「加害性」を言い立てる人には今一度読んでほしい文章。『ジョジョラビット』で「ユダヤ人ってどんな人?」と聞かれて、悪魔のような人物の姿を語って聞かせるあの子のようになっていないか?
  • 千田有紀「「女」の境界線を引きなおす:「ターフ」をめぐる対立を超えて」(『現代思想3月臨時増刊号 総特集フェミニズムの現在』)を読んで - ゆなの視点

    (査読のない商業誌である『現代思想』に掲載されるのは「論文」ではなく「論考」だろうというご意見をいただきました。こういう文章をどう呼ぶべきかわからず「論文」と書いてしまいましたが、そのために誤った印象を与えてしまったかもしれません。申し訳ありません。) この記事では、『現代思想3月臨時増刊号』に掲載された千田有紀氏の「「女」の境界線を引きなおす:「ターフ」をめぐる対立を超えて」を取り上げ、ひとりのトランス女性としての視点から批判します。いろいろと語りたいことがあるのですが、以下ではまず第一節で、千田氏の基的な議論を要約し、その範囲に焦点を絞って反論をします。千田氏の論文の概要を知りたいだけという方は、ここだけ見ていただければ結構です。第二節では、詳細に千田氏の議論を検討し、どこでどのような問題が生じているのかをかなり細かく見ていこうと思います。第三節はおまけ的な内容で、そこではこの論文が

    千田有紀「「女」の境界線を引きなおす:「ターフ」をめぐる対立を超えて」(『現代思想3月臨時増刊号 総特集フェミニズムの現在』)を読んで - ゆなの視点
    calibaby
    calibaby 2020/02/20
    千田論文の問題を丁寧に指摘した記事!アカデミックな場所にいるフェミニストの人はここら辺しっかり読んでほしい。教授とか権威のあるっぽい人がこーゆーこと書いてたれながしていることを少しでもundoneできるよう。
  • 北村先生の応答を受けて - ゆなの視点

    今朝方に通知が来まして、北村先生が先日の記事に言及しながらブログ上で応答してくださったそうです。 https://saebou.hatenablog.com/entry/2019/07/16/075455 まず、私がほんの少し前に書いたたったひとつのブログ記事に気づき、それを読み、さらにはそれに応えてくださった北村先生の誠実さに、感謝と尊敬の念を捧げさせてください。ありがとうございます。 また私の誤読や誤解については、拝読した状況が状況なので、その通りなのだろうと思いますし、これらについては私の責任です。 ただ少しだけ気になるのが、幾人かのトランスのひとの評をあげて「トランスでもこのように批判している」という趣旨のことをおっしゃっておられますが、もちろんそういうことはあるだろうと思います。ただ私の記事のなかでもそのように書いているかと思いますが、トランスのなかでの多様性はかなり大きく(国内

    北村先生の応答を受けて - ゆなの視点
    calibaby
    calibaby 2020/01/23
    “私が気にし続けているのは、「その批評は妥当なのですか? 根拠があるのですか?」ではありません。「私たちがどう生き、何を感じてるのか知っていますか? 知ったうえで語っていますか?」なのです”
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