週報 2024/04/28 川はただ流れている 4/20(土) 初期値依存性 さいきん土曜日は寝てばかり。平日で何か消耗しているらしい。やったことと言えば庭いじりと読書くらい。 ベランダの大改造をした。 サンドイッチ 一年前に引っ越してからこんな配置だったのだけど、さいきん鉢を増やしたら洗濯担当大臣の妻氏…
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(1)世界をバイオにする方法 法哲学は、社会のコンセプトを提案する。ここでいう「コンセプト」は、商品コンセプトとか設計思想に当るものだ。SONYのVAIOのことを考えてみてほしい。1997年に登場した初代505は、一つの革命だった。"こんなパソコンが欲しかったんだ"そう思わせる力をVAIOは備えていた。 VAIOは、製造技術が特に優れていたわけではない。VAIO が優れていたのは、まさに製品コンセプト、設計思想の部分だった。CPUパワーやメモリの量といった、パソコン的発想で作られていた製品しかなかったときに、VAIOは「持って歩きたくなるコミュニケーションツール」として登場したのだ。 法哲学は、法制度の新たなコンセプトを描く。新しい法システムの設計思想を語り、よりよい社会へのヴィジョンを示し、道を拓く。 いま、世界中で一日に3万人以上の子どもたちが実にくだらない理由で死んでいっている。助け
日本人は海外からやってくる危機には敏感に反応する。原油高とか円高とか新型インフルエンザとかはよく報道されるし、政府の対策が不適切だったら批判も高まる。 私は「成長戦略」として語られている問題も本来は、そういう種類の問題だと思う。 しかし「成長戦略」という言葉はヌルい。ヌルすぎる。なんか、やってもやらなくてもどうでもいいけど、やるとちょっとボーナスが増えるみたいから、気がむいたらちょっとやってみるか、みたいな感じ。 本当は、これは原油高に匹敵するような日本にとって大きな問題だと思う。原油は間接的にあらゆる製品の材料になっているから、原油の高騰はどんな産業にとっても大問題だ。 それと同じように、今、ホワイトカラーの労働力の単価が急激に落ちている。日本は直接間接にホワイトカラーの労働の成果を海外に売って食ってる国だから、これは、逆に言えば、あらゆる資源が高騰しているということだ。 「成長戦略」と
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
●Tyler Cowen(1991), “Self-Constraint Versus Self-Liberation(pdf)”(Ethics, Vol. 101, No. 2, pp. 360-373) 第5節 「Is addiction always the result of weakness of will ?」/ 第6節 「Self-management and markets」の訳です。次回エントリーがラスト。 Is addiction always the result of weakness of will ? (中毒は常に意志の弱さの結果なのか?) 自己規律の行き過ぎを招く可能性があることに加えて、ルール志向の「私」は中毒や有害な消費習慣を招く原因になっているかもしれない。中毒は、必ずしも意志の弱さの結果、あるいは、衝動的な「私」が自己管理を巡るバトルで優勢に立っている
尊敬してる皆様から褒められて嬉しかったので、自慢で申し上げるのですが、拙ブログは書き始めてから半年余りで、軍事ブログとしてはかなり大きくなれました。今回はそのために使った方法についてです。 JSFさんにべた褒めされたので私は浮かれています! 拙ブログよりずっとハイレベルな軍事ブログはたくさんあります。にもかかわらず拙ブログは急成長を遂げ、つい先日、日本最大の軍事ブログ「ほぼ日刊週刊オブイェクト」のJSFさんにべた褒めして頂きました。 うふふ、でへへ、ありがとうございます。嬉しかったです。 急速な勢いで拡大を続ける「リアリズムと防衛を学ぶ」は、僅か半年間でアルファブロガーの仲間入りを果たした事になります。 急速な勢いで拡大成長を続ける軍事ブログ『リアリズムと防衛を学ぶ』の凄さ : 週刊オブイェクト トップハテナーの軍事カテゴリランキングによると、拙ブログはオブイェクトさんの次点、第二位につけ
それは、コンピュータは必ず壊れるということ。 先日拝聴した香取貴信氏の講演で聞いたことから、ずっと頭に残っている言葉がある。それは、「ディズニーランドのアトラクションが機械の故障で動かなくなってしまった場合、アメリカ人はリアクション大きく悔しがるが案外あっさり諦めてくれる。しかし、日本人は決して納得してくれない」といった感じのこと。 これを聞いたとき、私はとっても頷いた。アメリカ人についてはどうか知らないが、日本人にいたっては-少なくとも私の思う限りでは-まだコンピュータ完ぺき主義が残っていると思う。コンピュータはちゃんと動いて当たり前なんて思っている人を、まだまだ見かける。 こう思ってしまうのもきっと、かつて「安全と水はただで手に入る」と言われた国だからなんだと思う。マスコミの情報を鵜呑みにしがちな面もそうで、“そこに在るものは正しい”って思っちゃうんだと思う。でも、そんなことは絶対にな
※ 「鳩山不況」に現実味 デフレと円高で冷え込む投資と消費 http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/091209/fnc0912092111020-n1.htm *ついに来るか“鳩山不況”景気調査、過去最大の落ち込み http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20091209/plt0912091149000-n2.htm 資本主義社会としての日本の最大の問題点は、日本の金融機関に与信能力が皆無なことです。担保と保証人と、組織人間としての年功序列しか見ない。銀行は一切のリスクを負うことなく金貸しが出来るモデルが定着してしまったことです。また国(大蔵省)も常にそれを奨励し、ちょっとでも問題が発生すると、担保は取ったのか? と銀行を責め立てたからです。 今、30兆とか40兆かとの需要が消え失せたと言われ
過去と現在の生産量と投入量を比較することで、生産性の上昇率が測定できる。全く同様に、自国と外国の生産量と投入量を比べれば、全要素生産性(TFP)や労働生産性の水準の内外格差が測定できる。 図は労働生産性(就業者数×就業時間一単位あたりの実質粗付加価値)の日米比較である。輸送機械や一次金属など輸出型産業(業種)の生産性は日本の方が高い半面、運輸、商業、電気ガス水道など大半の非製造業では米国の約半分であり、このため経済全体の生産性も米国の約6割にとどまっている。 このような生産性格差を生み出している一因は、第2回でもふれたようにIT(情報技術)活用の差であろう。初回みた欧州連合主導の国際連携研究(EU―KLEMS)のデータベースによれば、2004年におけるIT資本ストックの国内総生産(GDP)に対する比率(1995年価格)は、米国の32%、ドイツの18%に対して、日本は16%にとどまる。特に流
「入社から3年経たずに若手が辞めてしまう」、「なかなか思うように育たない」、「ちょっと叱るとへこんでしまう」、「折れやすい」・・・ 昨今、企業のマネジャー層を悩ませているのが「いまどきの若手」の育成問題です。 「ゆとり世代だから弱いのだ」と片付けるのはいささか乱暴で、背景には若手そのものの変化だけではなく、この20年の企業経営の変化、職場の雰囲気の変貌、大学教育の変容、就職活動=採用手法の変化など、多様なファクターが影響していると思われます。 ともすると若手だけを槍玉に挙げがちですが、実は職場で人が育たなくなったという事情は、ミドル層にも当てはまりそうです。もしかすると、経営層にもまた・・・ この連載では、職場でなぜ人が育たなくなったかをテーマに、その背景と要因を考えていきます。可能なら、研究者や識者の知恵を借りて、「職場で人が育つ方法」を提示するところまでたどり着くことを願いながら
★★★☆☆ (評者)池田信夫 新潮選書強い者は生き残れない環境から考える新しい進化論 著者:吉村 仁 販売元:新潮社 発売日:2009-11-25 クチコミを見る 進化論というと、一般にはドーキンスの『利己的な遺伝子』ぐらいまでしか知られていないだろうが、最近の進化論はゲーム理論などを使って複雑になり、経済学でも進化論を取り入れている。たとえば母親が自分を犠牲にして子供を守るような利他的な行動は、ドーキンスの紹介した血縁選択理論では遺伝子プールを最大化する利己的な行動とされるが、それでは説明できない現象も多い。 最近では、個体レベルだけではなく、個体群のレベルで淘汰が起こるという集団レベル選択という理論が有力になっている。集団と集団の競争では、エゴイストによる内部抗争の多い個体群は敗れ、利他的な個体の多い個体群が生き残るので、利他的な行動は集団を守ることによって遺伝子プールを守っているので
「戦場の摩擦」、「戦場の霧」という考えかたがあって、このへんはもしかしたら、ほかの学問とか、業界なんかでは過小評価されていたり、場合によっては「ないこと」にされているような気がする。 摩擦 これは要するに「通信の遅延」みたいな意味だと理解している。 たとえば1000人の大部隊がいて、一斉に「前進」なんて号令をかけたところで、部隊は前に進まない。 声を聞いたところで、最前列の部隊はすぐに動けるけれど、後ろのほうは、前の人が動き出さなければ動けない。部隊はだから、号令とともに、必ず前後に広がって、将軍が思ったようには動かない。みんなを戦車やトラックに乗せたところで、「前に人がいると進めない」という原則は一緒だから、状況はそんなに変わらない。 作戦の規模が大きくなればなるほどに、「戦場の摩擦」は大きくなって、事態を予測することはますます難しくなる。 霧 物事がどれだけはっきりと見通せたところで、
ネットから実世界への、「越境」の難しさについて。 (中略) ネットから実世界に越境するところで、その人はもう一度評価を受ける。 匿名を顕名に変える段階で、「取り付け騒ぎ」みたいなものがおきる人がいるんだと思う。 ああ、これキツイなあ、と思う。マジで深刻に賛同。 「普通の社会人」と、「趣味のweb」を両方手がけてしまっていると、このギャップは深刻に実感する。 * どうも、webには「学校」みたいな期間限定領域の雰囲気がある。そこでは、情報が「軽い」。軽いから早い。早いけど軽い。 この「軽い情報」の世界を、「普通の重たい世界」ってものに連結しようなどと考え始めると、とたんに情報に「重さ」が付いて、身動きが取れなくなることも多い。二つのギアの重さのギャップが大きくて、まともにはギアがかみ合わない。無理につなごうとすると、あっさりとエンストを起こす。 この重さは、現実の「摩擦係数」から来る重
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