昨日の夜、一連の鋼橋工事に関する談合事件に関連して日本道路公団の内田副総裁が逮捕されたというニュースが伝わってきました。 道路公団の技術系トップが逮捕されるというとある種唐突な印象を受ける気もするが、実を言うといろんな意味で「筋書き通り」という印象が無くもないというのが正直な感想だったりもするんですよね。 というのも、この場合のキーワードになりそうなのが「鋼製橋梁という工事であること」「道路公団であること」「技術系のトップであること」ということだろうと思う訳なんですわ。 この辺をキーワードごとに何回かに分けて書こうと思います。 まず、橋梁という特殊性のある工事であることについて。 特殊性のある工事というのが適切な表現かどうかはわからないんですけど、橋梁というのは他のトンネルだとか一般的な道路だとか、あるいはダムなどと違って、専門業者に発注されるのが一般的なんですよね。 特に、鋼橋の発注とい
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