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ブックマーク / www.shinchosha.co.jp (4)

  • web kikaku

    二〇〇〇年八月にパシフィカファンドを共同創設した。「もう七年か」と思い始めた矢先の七月九日、嬉しい大ニュースが飛び込んできた。ファンドの投資先・ポスティーニ(Postini)社をグーグルが大きな資金を投じて買収したのである。 「インターネット検索最大手の米グーグルは九日、電子メールなどのセキュリティー対策サービスを展開するポスティーニ(カリフォルニア州)を六億二千五百万ドル(約七百七十億円)で買収すると発表した」(日経済新聞七月十日夕刊) 私たちは二〇〇一年十月十六日、同時多発テロから一カ月経過したばかりの「どん底」のとき、シリコンバレー再生を祈るような気持ちも込めて、ポスティーニに投資したのだった。当時のポスティーニは年間売上高も五十万ドル足らず。もちろんまだ黒字は出ていなかった。 しかし私たちは、創業者シンヤ・アカミネ(日系アメリカ人、ルーツは沖縄)の才能とエネルギーに賭けて同

    chanm
    chanm 2007/09/20
    創業に向いた人と上場に向いた人と継続に向いた人がいるのは確かだろうけれど、創業に向いた人がいつでも創業しか出来なかったら寂しいなあ。いろいろ組み方とかあるのかな。厳しい世界なんですね、、
  • シリコンバレーからの手紙 - 科学者に衝撃を与えた「ロマンティックでない」グーグル

    私の場合、九時間以上の国際線フライトに年に二十回くらい乗る。その機内での時間の使い方に、最近、私なりの小さなブレークスルーが生まれた。ふとしたことがきっかけで発見したのだが、機内は、講演を聞くのにじつに適した場所なのである。座席はあたかも講演会場のように窮屈だし、適度に暗い。途中で離席する自由がないからこそ逆にゆっくり話が聞ける。集中しても読書映画鑑賞と違い目が疲れない。気がつくと一時間半とか二時間が経過し、退屈な機内の残り時間がどんどん減っていくのは快感でもある。 この発見以来、「小林秀雄講演」全六巻、「司馬遼太郎が語る」全八集、「三島由紀夫 学生との対話」(いずれも新潮社)を買って「iPod」に収め、ここ数回の日米往復ですべて聞いてしまった。日出張を控え、さて次は何を聞こうかと思い、脳科学者・茂木健一郎がそのブログ「クオリア日記」に講演や対談の音声ファイルをこまめにアップしている

  • シリコンバレーからの手紙 - 「ビスタ」を無意味にするグーグル「二つ目の顔」

    グーグルには二つの顔がある。 一つ目の顔は「世界中の情報を整理し尽くす」というビジョンを体現する検索エンジンの会社、ネット産業の覇者で超高収益企業という顔である。 「新しい時代を象徴するグーグルとはいったい何者なのか。次号から何回かにわたって、このテーマをめぐって考えていきたいと思う」 連載第八十八回(二〇〇四年一月号)でこう書いて以来、「何回か」ではぜんぜん終わらず、「グーグルが何者なのか」は欄におけるメインテーマであり続けている。おそらくこれからもかなり長くそうであろう。 二〇〇四年初頭から、同年夏の株式公開を経て、〇六年秋のユーチューブ買収にいたる、このわずか三年間のグーグルの急成長は、ビジネス史に類例を見ない勢いで、直近4四半期の売上高合計はついに一兆円を越えてしまった。ハードウェアの量産もしない、フランチャイズ方式での全世界展開もしない、巨大事業の買収もしない。それで創

    chanm
    chanm 2007/02/18
    googleがそのデータセンタにたどり着く回線整備にまで投資してくれるんなら付いていきたいところだけどとりあえず今のところのうちの接続環境じゃビスタかなとか。この辺も時間の問題なんだろうか。
  • 梅田望夫、平野啓一郎 『ウェブ人間論』|新潮社 書評(2) ウェブを面白がる年寄りが面白がった二人の対談 養老孟司

    ウェブなんて話題に、そもそも年寄りが口を出すものではない。それならなぜお前が口を出すんだよ。だって書評を頼まれたから、仕方がないじゃないか。それに同じ年寄りでも、私みたいなオタクの年寄りには、ウェブほどありがたいものはない。テレビなんてものを見ているより、はるかにマシな気がする。ところでウェブってなんだ。そう思った人は、インターネットを考えてくれればいい。それでわからなければ、メール。それでもダメなら、もう知らない。 時代というものがあって、いまの時代は年寄りが威張る。そのつもりはなくても、生きている以上、ジャマになるのは仕方がない。そんな時代に若い人はどうすればいいか。いちばんまともな生き方は、年寄りがダメな世界で頑張ること。ならばウェブは格好の分野ではないか。 だからこの『ウェブ人間論』は、『ウェブ進化論』を書いた四十代の梅田望夫と、三十代はじめの作家、平野啓一郎の対談になっている。と

    chanm
    chanm 2007/01/30
    ”いちばんまともな生き方は、年寄りがダメな世界で頑張ること。ならばウェブは格好の分野ではないか”そうそう。。。/私は脳が作った社会の方が全然関心あるなあ。ひとそれぞれだ。
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