千葉県成田市の成田山新勝寺は15日、来年は初詣客に対し、「分散参拝」を呼びかけない方針を明らかにした。新型コロナウイルスの感染防止対策を講じ、例年通りに参拝者を受け入れるという。また、同寺では同日、早くも正月用の護摩札づくりが始まった。護摩祈禱(きとう)を終えた初詣客に授けるため、年末までに大中小の7種類合わせて約60万体を用意する。 同寺には例年、正月三が日に300万人以上の初詣客が訪れるが、今年は新型コロナ感染防止のために境内の入場を分散させ、初詣客は大幅に減少した。来年は、境内の各所に消毒液や飛まつ防止のシートを設置するなどの感染症対策を施す。同寺では「安心して初詣をしていただけるよう万全の対策をとる。ワクチン接種が進んでおり、そういう点では安心してお参りできるのではないか」としている。 この日、護摩札づくりには8人の僧侶が寺の大広間に集まり、モミの木の札に不動明王を表す梵字を独特の
![成田山新勝寺、来年の初詣は分散参拝せず](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9f81b84ce49b07629a248ccb165deddc4d47bbbf/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FCZrKgRy8X-5KiosVBxXCesfbQn4%3D%2F1200x630%2Fsmart%2Ffilters%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FU623UKO6SJIQRJYPV4DNHTX3BA.jpg)