QRコード決済最大手PayPayは9日、厚生労働省から給与をデジタルマネーで払う事業者の指定を受けたと発表した。2024年内に希望するユーザーを対象に給与受け取りのサービス提供を始める予定だ。デジタル給与払いは多様な働き方の後押しにつながる。労働基準法は、給与の支払い方法について通貨(現金)が原則と定めている。1975年から銀行口座、98年から証券総合口座への振り込みを認め、23年4月にスマー
QRコード決済最大手PayPayは9日、厚生労働省から給与をデジタルマネーで払う事業者の指定を受けたと発表した。2024年内に希望するユーザーを対象に給与受け取りのサービス提供を始める予定だ。デジタル給与払いは多様な働き方の後押しにつながる。労働基準法は、給与の支払い方法について通貨(現金)が原則と定めている。1975年から銀行口座、98年から証券総合口座への振り込みを認め、23年4月にスマー
子どもにAIを使わせるとはいっても、その目的がAI活用スキルを研いて使いこなせるようにすることと、ドリルのような学習ツールとして使っていくのとでは、実施方法も違うし得られるものがだいぶ違う。 この2つのアプローチの違いは、今後AIと教育を語る上で欠かせない区別となっていくだろう。 いつAIを学ぶのか いま日本の社会で圧倒的に不足しているのは、AIを活用できる人材だ。これはAIを使って何らかの開発行為を行うエンジニアが不足しているという面と、日常業務にAIを活用することで効率化が図れる人材が不足しているという面がある。 エンジニア不足に対応する取り組みとしては、AWSが開設した「生成AI開発が学べるトレーニングコース」を取材した。AIを活用した業務改善については、リートンテクノロジーズジャパンが主催する「プロンプトソン」がある。 これらの活動は、大学生や社会人を対象に、「今々の課題の解決」を
米アップルは10日、人間と対話しているように自然な受け答えができる人工知能(AI)「チャットGPT」の機能を、iPhone(アイフォーン)などの端末に組み込み、利用できるようにすると発表した。自社で独自開発した生成AIシステム「アップルインテリジェンス」も発表し、マイクロソフト(MS)やグーグルなどに後れをとっていたAI戦略で巻き返しを図る。 同日の年次開発者会議で発表した。米新興企業「オープンAI」と提携し、同社が開発した最新の大規模言語モデル「GPT―4o(フォーオー)」を今年後半から使えるようにする。利用者が質問するとアイフォーンの音声アシスタント「Siri(シリ)」を通じて回答してくれる。文字入力での受け答えも可能。
「この家には鉄格子があるわけでもないし、玄関から外へは出られるし、自由だと思うかもしれない。けれど、本当にそうなのか。今の状況は自由と言えるのか、一度疑問を持ってみてほしい。そこから全てが変わってくる。怖いと思うためにではなくて、これを知らないと本当の自由を選ぶことは出来ないから。 俺が若かった頃から、色々な規制はあって自由とはとても言えなかったけれど、今の世の中よりはかなりマシだった。 あの頃よりも今は、ずっと酷い状況になっている。 酷い状況などと言われても、希望はピンとこないかもしれないが。 表面上は「便利になった」「安全になった」「幸せに暮らせるようになった」という情報しか出てこないから。 彼らはそうやって少しずつ、長い時間をかけて支配を強めてきている。 ここで言う「彼ら」というのは後に説明するが、国のトップである個人や組織の事を言っているわけではない。 彼らはそのずっと上に居て、そ
既に各所で報じられている通り、2025年春後半をめどにiPhoneのウォレットに「マイナンバーカード(個人番号カード)」を追加できるようになる。日本政府とAppleによると、これによりマイナンバーカードのほぼ全ての機能がiPhoneから利用可能になるという。 →iPhoneのウォレットアプリで「マイナンバーカード」 2025年春後半から予定 この記事では、プラスチックのマイナンバーカードよりもiPhoneのマイナンバーカードの方が安全性の面で有望である理由、「そもそもなぜマイナンバーカードが必要なのか?」かという疑問、そしてiPhoneのマイナンバーカードが現状で抱える課題などを、筆者なりの視点でまとめ直してみたい。
静岡県が着工を認めていない「リニア中央新幹線」について、JR東海は、国の専門家の会議で目指してきた2027年の開業を断念する方針を明らかにしました。 会社では静岡での工事には10年程度かかるとしていて、仮に今すぐ着工できたとしても開業は2034年以降になる計算です。 リニア中央新幹線をめぐっては、静岡県が環境に対する影響が懸念されるなどとして着工を認めていません。 このため、JR東海は東京・品川と名古屋を結ぶ区間について、目指してきた2027年の開業は難しいという見解をこれまでに示していて、去年12月には、「2027年」としてきた開業時期を「2027年以降」に修正していました。 こうした中、JR東海の丹羽俊介社長は29日、国土交通省で開かれた専門家の会議の中で「2027年の名古屋までの開業は実現できる状況にはない」と述べ、2027年の開業を断念する方針を明らかにしました。 静岡での工事に着
新たな研究で、人間の脳活動から得られた信号をAIに処理させることにより、「高品質」なビデオを再構築する事に成功した事が報告された。この研究は、シンガポール国立大学と香港中文大学の共同で行われ、研究チームは、fMRIデータと、テキストから画像を生成するAIモデル、Stable Diffusionを使用して、脳波からビデオを生成するモデル「MinD-Video」を作成し、それによって実現している。 この研究では、被験者に示されたビデオとその脳活動に基づいてAIが生成したビデオとの間に高度な類似性が見られた。両者の違いは小さく、大部分は同じ主題と色彩で再現されていた。 上:被験者に見せた動画 下:脳波からAIが生成した動画 (Screen Shot from Paper)MinD-Videoは、画像とビデオの脳デコーディングのギャップを埋めるために設計された「二つのモジュールパイプライン」として
2024年にこれまで使用されてきた固定電話のサービスが終了することはご存知でしょうか? 今回は固定電話サービスがなぜ終了するのか、また終了後に今使っている固定電話はどうなるのかについて解説します。 ライター:CLIP編集部 固定電話とは 固定電話とは、基地局の中継交換機を電話線で結んだ通信回路を使用する電話のこと。電話加入権と呼ばれる設置負担金を支払う必要があったことから加入電話ともよばれています。固定電話の回線には、アナログ信号という連続した波形を描く電気信号が銅線によって伝わっていく「アナログ回線」と、0と1のみで構成されたデジタル信号に変換された情報が銅線に流れる「ISDN回線(デジタル回線)」の2種類が存在。 現在の主流はインターネット回線を利用して通話を行う「IP電話」です。 固定電話はなぜなくなるのか 現在の固定電話サービスが終了する理由は、利用者数の減少と固定電話網に不可欠な
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米University of California San Diegoに所属する研究者らが発表した論文「A photoacoustic patch for three-dimensional imaging of hemoglobin and core temperature」は、ヘモグロビンを含む深部組織の生体分子をモニタリングできる皮膚に貼れる光音響ベースの電子パッチを提案した研究報告である。 薄い電子パッチを皮膚に貼るだけで、その下の深部組織をリアルタイムに長期モニターできる。電子パッチからレーザーパルスを生体に照射することで音響波が発生し、深部組織の生体分子の3次元マッピングを可能
久しぶりに手書きをしたら自分の字がほぼ判読不能になっていたという英経済紙「フィナンシャル・タイムズ」のビジネス・コラムニストが、手書きの未来について綴る。 先月、休暇でスペイン南部の小さな町に行った。もう20年以上も通っている場所だ。そこで、友人から言われた。 「なんでスペイン語がまだそんなに下手なの?」 「ええと」 何十年も途切れ途切れに勉強して、地元の4歳児並みにしゃべれたときも実はあった──とスペイン語でどう言うか思い出すのに苦労しながら、私は口ごもった。 残念ながら、それは昔の話だった。そこで、帰宅してから、動詞の活用形リストを手書きで書き出してみたところ、何かがさらにひどくなっていることに気づいた。 もともとまったく上手くなかった私の手書きは、ほぼ判読不能な走り書きになっていた。私の書いた言葉は、覚醒剤をキメたカタツムリが這った跡みたいにガタガタとページを横断していた。 書くとい
2021年12月3日発売の「日経トレンディ 2022年1月号」では、「2022-2030大予測」を特集。治療が難しいがんや認知症などに対する医療を、「ナノマシン」が大きく進展させそうだ。ウイルスサイズの極小カプセルに薬剤を搭載し、目的の細胞に届けて治療効果を高められる。がん治療では実用化が目前で、脳神経系疾患の治療や「切らない手術」などへの応用期待も大きい。 ※日経トレンディ2022年1月号の記事を再構成 <前回(第5回)はこちら> 【2045年はこうなる!】 極小の“病院”が体内を巡り、病気を見つけて即治療する 治療が難しいがんや認知症などに対する医療を大きく進展させる“道具”として、近年注目されているのが「ナノマシン」だ。約50ナノメートル(ナノは10億分の1)の高分子でできたカプセルで、ウイルスと同程度の極小サイズ。そこに薬剤を搭載したり、体内の目的の場所に運んだりといった様々な機能
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く