テレビのドキュメンタリー番組で人気に火が付き、リストの難曲「ラ・カンパネラ」の演奏などで社会現象を巻き起こしたピアニストのフジコ・ヘミングさん(本名ゲオルギー・ヘミング・イングリット・フジコ)が4月21日、膵臓(すいぞう)がんで亡くなった。92歳だった。葬儀は近親者で営んだ。後日、お別れの会が開かれる予定。 【写真】フジコ・ヘミングさん 壮絶な生い立ち、ブームがあぶり出したもの スウェーデン人建築家の父と日本人ピアニストの母のもと、ベルリンで生まれた。東京で育ち、母の手ほどきでピアノを始めた。 東京芸大卒業後、ドイツに留学。欧州各地を移住しながら演奏家としてのキャリアを築くさなか、風邪をこじらせて聴力を失った。その後、左耳の聴力を一部回復し、95年に帰国した。 99年、波乱の人生を紹介したNHKの番組「フジコ~あるピアニストの軌跡~」が反響を呼び、同年8月に発売されたデビューアルバム「奇蹟
くぼた・まさき/テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経て現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌へ寄稿する傍ら、報道対策アドバイザーとしても活動。これまで200件以上の広報コンサルティングやメディアトレーニング(取材対応トレーニング)を行う。 著書は日本の政治や企業の広報戦略をテーマにした『スピンドクター "モミ消しのプロ"が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)など。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。 新刊『潜入 旧統一教会 「解散命令請求」 取材NG最深部の全貌』が発売中。 情報戦の裏側 できれば起きてほしくない「不祥事」だが、起きてしまった後でも正しい広報戦略さえ取れば、傷を最小限に済ませることができる。企業不祥事はもちろん、政治家の選挙戦略、芸能人の不倫ネタまで、あらゆる事
2023年8月からX(旧Twitter)にて、元杏林大学保健学部准教授の平岡厚さんと対話を続けています。平岡さんは「HPVワクチンの深刻な副反応・薬害としての自己免疫性脳症が、相当規模で存在していると推測」しておられます。具体的にはワクチン接種者の「数千人に1人」が「POTS, CRPS, ME/CFS, 繊維筋痛症などの症状が入れかわり立ちかわり現れ、認知障害なども絡む」症状を呈するとしています。 平岡さんの主張の一つに、「接種を受けると副反応が出やすい素因」を持つ人をワクチン接種対象から外すことで問題解決が可能になるというものがあります。 →接種を受けると副反応が出やすい素因を持つ人がいることが分かるので、そういう人を接種対象から外す方向で、問題解決が可能になるのではと思います。私は、「HPVワクチンを接種すると重篤な副反応が出やすい素因を持つ人が接種を受けたことに起因する現象が起きて
ホーム総合・ビジネス《訃報》ブライダルファッションデザイナー、桂由美さんが急逝 日本のブライダルシーンを塗り替える2024/04/30 10:30 更新 この記事を保存ツイート ブライダルファッションデザイナーの桂由美さんが4月26日、逝去した。94歳だった。1964年にブライダルファッションデザイナーとして活動を開始以降、日本のウェディングシーンを塗り替える多大な功績を残しながら、生涯現役を貫いた。きものから着想した独自のシルエット「ユミライン」のドレスは海外でも話題となり、ニューヨークやローマ、パリ、アジアへと活躍の場を広げた。ウェディングドレスにとどまらず、友禅や西陣織なども作品に取り上げ、日本の伝統技術を後世に残すために尽力した。 【関連記事】 「ユミカツラ」来年の60周年前に ウェディングドレスや和装など約70点披露 ユミカツラブランドは、30年以上にわたり桂さんの右腕として共に
元近鉄、中日投手の佐野慈紀氏(56)が30日、自身のブログを更新し、5月1日に右腕切断の手術を受けることを告白した。プロで41勝を挙げた右投手が、利き腕の右腕を切断する苦渋の選択となった。 【写真】佐野氏のピッカリ投法。頭頂部はまぶしく光る 30日が56歳の誕生日。日付が変わった午前0時1分にブログを更新し「56歳になりました」と報告して「55歳はまさかの1年入院生活」と、この1年の壮絶な闘病を振り返った。 それによると、昨年の4月に「右足中指の感染が発覚。重症下肢虚血 緊急の為、右足中指を切断。治療の為、強制入院生活始まる。遅ければ右足を失うとこだった。回復に時間が掛かり長期の治療。何とか回復し、足は残す事ができたのだが。。。」という事態に。 だが、12月には「感染症が足から指先に転移 最初は小さな傷口だった。そして。。。指先に壊死が見られる。その結果指先を2本切断」。今年の1月には「心
Netflixの配信ドラマ「サンクチュアリ-聖域-」に猿谷役として出演した元幕下「千代の真」で俳優の澤田賢澄(37)が20日に「脳幹出血」で病院に搬送されたと、所属事務所が29日発表した。 【写真】3月には「有吉ゼミ」大食い企画にも参加していた 脳幹とは、呼吸や血圧を保つなどの生命維持に大切な中枢神経系を構成する部位が集まる器官。一般的に原因は多くの場合、高血圧、ストレス、喫煙、食生活の乱れなどといわれる。症状には、頭痛や吐き気があり、出血量が多い場合には意識を失う時もある。 所属事務所の発表は以下の通り。 平素は弊社の活動に対し格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 弊社所属の澤田賢澄が4月20日早朝、自宅で意識を失って倒れ、その場に居合わせた友人が救急車を呼び、病院に搬送されました。 「脳幹出血」と診断され、懸命な治療が行われています。 ファンの皆様、関係者の皆様にはご心配とご迷惑
政府が感染症対策の名のもとに「偽・誤情報」のモニタリング(監視)を行う方針であることが、4月24日公表された「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」の改定案で明らかとなった。未知の感染症が発生したかどうかに関係なく、平時から「偽・誤情報」の監視を実施する。SNS等のプラットフォーム(PF)事業者に削除等の対処を要請することも想定している。 これまで、政府関係機関が「偽・誤情報」を監視し、PF事業者に対処を要請するための法的根拠はなかった。今回それを明記する政府行動計画は、新型インフルエンザ等対策特別措置法6条を根拠とする文書(法定計画)。正式に決定されれば、政府が「偽・誤情報」の監視や対処要請を実施する法的根拠となりうる。国会の審議や承認は必須とされておらず、岸田内閣は6月中に閣議決定し、実施する方針だ。 罰則などの強制力はないが、対策の実施方法によっては表現・言論の自由に対する侵害や
新型コロナワクチンの接種が始まった2021年から3年間、厚生労働省は、接種率向上を目指してメディアや医療系インフルエンサーなどの協力を得て「世論形成」を図るプロジェクトを大手PR会社と実施した。その実施内容の報告書の公開を求めたところ、厚労省はこのほど、ほぼ全面的に不開示とする決定をした。 調査報道やファクトチェックに取り組むNPOメディア「InFact」が情報公開請求で入手した資料を、4月22日、サイト上で公開した(=InFactのページ)。 このプロジェクトでは、マスメディアを政府広報の手段と位置付け、勉強会などを通じ、正しい情報を報道してもらうための広報支援を行う、とされていた。 同時に、メディアの報道やSNS投稿をモニタリング(監視)し、「非科学的」とみなされる報道が見つかればメディアに申入れをすることも含め、「誤情報等の対処」も行う、とされていた。 いずれも契約に基づく仕様書で明
遺伝子組み換えのお米にワクチン抗原を蓄積させて、常温で保管でき、注射ではなく口から摂取するコレラやインフルエンザのワクチン「MucoRice」(ムコライス)のワクチンプラットフォーム構築に向けた研究が進められている。 千葉大学の清野宏卓越教授らによる研究チームが開発中のムコライスは、コレラ、インフルエンザウイルス、RSウイルスを対象としたコメ型経口ワクチン。注射ではなく、粉末にしたものを水に溶かして2週間隔で4回投与する(飲む)というもの。基本的にお米なので、常温で保管できるため、冷蔵設備のない発展途上国や電気が途絶えた被災地域などに届けることができる。 2021年には東京大学と千葉大学によってそのヒトでの安全性と免疫原性が確認されているが、今回、開発の基本となる型「ワクチンプラットフォーム」の創出に向けて、千葉大学は朝日工業社と共同研究を進めることになった。植物工場で実績のある設備工事企
▼『文藝春秋 電子版』ではフルテキスト版をご覧いただけます https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h7964 ▼本編(97分)フル視聴は以下のURLから https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h7847 福島雅典×秋山千佳「コロナワクチン後遺症 読者の疑問に答える」 ※2024年4月3日配信 ▼「文藝春秋 電子版」の購入&視聴方法はこちら https://bunshun.jp/bungeishunju/info/ 芥川賞受賞作を全文掲載する月刊誌「文藝春秋」。本誌特集記事が雑誌よりも早く読める、月10本開催の対談イベントが見放題のサブスク「文藝春秋 電子版。 http://bunshun.jp/bungeishunju ▼毎日配信の「文藝春秋 電子版」ニュースレター(無料)は以下より https
新型コロナワクチン集団提訴により、YouTuberの動画が再注目 4月17日、新型コロナワクチン接種後に死亡した男女の遺族など13人が、国を相手取って、東京地裁に集団提訴しました。その訴状の中に、2021年当時のワクチン担当相である河野太郎デジタル相と「はじめしゃちょー」(同1090万人)との対談について書かれていたことが分かり、改めて注目が集まりました。 2人の対談はYouTube上で公開され、河野大臣はワクチンの副反応について「そんなに怖がる副反応では決してない」「2億回打ってワクチンで死んでる人は1人もいない」などと発言していました。 集団提訴が大きく報じられると、SNSで一部のユーザーからはじめしゃちょーへの批判の声が上がり、18日、はじめしゃちょーはXを更新。対談動画を作成した意図を「ワクチンについて自分としても気になっており、ウイルスやワクチンの事など何も知らなかったので自分が
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