The Wicket teamは30日(現地時間)、Wicketの最新版となるWicket 1.1を公開した。6月7日にWicket 1.0が公開されてから、約5カ月でのメジャーアップデートとなる。Apache License Version 2.0のもとオープンソースソフトウェアとして配布されている。 Wicket 1.1はJavaで作成されたコンポーネント指向のWebアプリケーションフレームワーク。HTMLとロジックを分離して扱うという特徴がある。類似のWebアプリケーションフレームワークと違い、設定ファイルや特殊なマークアップ、特殊な言語、特別なツールなどを使う必要がなく、JavaとHTMLだけから構成されている。 Wicket 1.1ではWicket 1.0から比べて多くの機能強化や新しい機能の追加が行われている。主要な新機能や改良点を次にしめす。 フィードバックとバリデーションの