第67回毎日映画コンクールの表彰式が7日、神奈川県川崎市のシネコン・チネチッタで行われ、映画『終の信託』で日本映画大賞を受賞した周防正行監督と主演の草刈民代ほか、各受賞者が出席した。 最高賞となる日本映画大賞を受賞した周防正行監督は、「うれしいというより先に、年をとってきたせいか責任を感じてしまって、これからも映画をきちんと作り続けていかなければならないんだという思いが前より強くなりました」と語ると、「すごく光栄ですが、重たい物を背負わせれた感じ(笑)」と受賞の気持ちを伝えた。一方、周防監督の妻で『終の信託』で主演を務めた草刈民代は、「自分のことを追い込まなければならない役でしたけども、(バレリーナから女優に転身し)役者という仕事を理解しはじめるきっかけにもなりました」とコメント。 同作は2人にとって1996年の『Shall we ダンス?』以来、17年ぶりのタッグとなったが、草刈の今後の
映画『横道世之介』の完成披露イベントが7日、東京・新宿ピカデリーで行われ、キャストの高良健吾、吉高由里子、池松壮亮、伊藤歩、綾野剛と沖田修一監督が出席した。 映画『横道世之介』は、第23回柴田錬三郎賞を受賞した吉田修一の同名小説(毎日新聞社 文春文庫刊)を、『南極料理人』などを手掛けた沖田監督が映画化した青春群像劇。1987年、18歳の横道世之介(高良)は、大学進学のために長崎から上京。世之介は、お嬢様育ちのガールフレンド・祥子(吉高)や大学でサンバサークルに誘ってきた友人・倉持(池松)、女性に興味が無い同級生・加藤(綾野)、年上でパーティーガールの千春(伊藤)らに囲まれた大学生活を過ごす。そして、世之介がいなくなった16年後、それぞれはふとした瞬間に彼を思い出す――というストーリーで、映画は23日から全国公開予定。 イベントでは、劇中にも登場するサンバサークルによるパフォーマンスが行われ
1983年に放送されたNHK朝連続テレビ小説『おしん』の映画製作発表会が5日、都内で行われ、女優の上戸彩が母親役を務めることが明らかになった。発表会には上戸のほか、おしん役の濱田ここね、泉ピン子、原作の橋田壽賀子、冨樫森監督が出席した。 NHK朝の連続テレビ小説「おしん」は橋田壽賀子が脚本を務めた作品で、平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%を記録するなど社会現象に。山形県の寒村に生まれ、苦難を強いられても決して負けることなく生きる女性・谷村おしんとその母親・ふじ(泉ピン子)との親子愛は日本全国に感動を与えた。 ふじ役を演じる上戸彩は、「日本だけでなく、世界で有名な『おしん』、そしてピン子さんが演じたふじ役を、たくさんの女優さんがいる中で私を選んでくださった皆さんに感謝すると共に、ものすごくプレッシャーを感じています」と心境を明かし、「まだ早いんじゃないかとか母親に見えないだろとか、た
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