「朝日新聞、寄付してくれる?文句言う前にまず、出してくれないと。2億円くらい出してください」。大阪市の橋下徹市長(大阪維新の会代表)は、29日からスタートした市を南北に貫くメーンストリートの御堂筋などをライトアップする「大阪・光の響宴2015」の開宴式に出席した後に記者団の取材に応じ、基金不足が指摘されている同イベントを実施するための“費用負担”を朝日新聞に求めるジョークを飛ばした。 ■松井知事に「“朝日新聞税”を作りましょう(笑)」 光をモチーフとしたプログラムを府内各地で実施する同イベント。最も注目が集まるのが、ギネス世界記録にも登録された御堂筋の街路樹を発光ダイオード(LED)で彩る「御堂筋イルミネーション」だ。 橋下氏が知事時代の平成20年に打ち出した肝いり行事で、今年はライトアップされる距離が北側に1キロ延び、繁華街のキタからミナミまでの4キロがつながった。橋下氏は開始当時を振り
「『私は朝日新聞』という意識が強い」「あんた何様なんだ」。維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)が最近、朝日新聞の報道姿勢にかみついている。政治生命をかけた「大阪都構想」の賛否を問う住民投票で「中身のない対立をあおった」と批判され、自ら対案の作成に深く関与した安全保障関連法案をめぐり、「採決に応じるべきではない」と論評されたことが腹に据えかねたようだ。橋下氏VS朝日は、過去にも橋下氏の出自を差別的に報じた『週刊朝日』や、戦時中の慰安婦をめぐる朝日新聞の報道姿勢をめぐって繰り返されてきた構図。特に慰安婦問題では、朝日新聞の報道によって「慰安婦=性奴隷」という誤った認識が世界に広まったとして、「朝日の罪は大きすぎる」と猛批判を繰り広げたこともある。12月の任期満了での政界引退を表明している橋下氏だが、朝日新聞との“因縁の対決”にはまだ終止符が打たれそうにない。 社説に「びっくりですよ」 「『私は
維新の党の大阪系国会議員らは24日、10月末の臨時党大会で選出した「代表」の馬場伸幸衆院議員を中心に執行役員会を開いたが、そこに8月末に維新の党を離党したはずの橋下徹大阪市長が誤って顔を見せる珍事があった。 ■「あれ?」橋下氏は頭かいて帰った… 橋下氏は地域政党「大阪維新の会」や、国政新党「おおさか維新の会」の代表も務めるが、かつて最高顧問を務めていた「維新の党」とはすでに無関係。しかし、維新の党の業務連絡は橋下氏にも伝わっており、創業者本人も「維新」の乱立に混乱したようだ。 執行役員会は、この日午前11時すぎから大阪市中央区の党本部で始まったが、直前に橋下氏が会場の部屋に到着。維新の党の役員会だと気づき、「あれ?」などと言いながらすぐに退室した。集まった報道陣は、予定にない橋下氏の登場に一時、騒然となった。
筆者は産経新聞の記者時代、「橋下徹研究」という連載をやっていました。ちょうど府知事に初当選し、大阪中が「橋下改革」に熱狂していたころです。「なぜ、こんな簡単なことができないのか」「なぜ、この程度の発想力がないのか」…。当時彼は職員の能力に相当苛立っていました。 大阪都構想の設計図を作る法定協議会後に、かこみ 取材に応じる橋下徹・大阪市長 =2014年7月9日、大阪市中央区の大阪府庁 幼少期から青年期にかけての経験は、その後の考え方に大きな影響を与えると思います。あまり裕福ではない家庭に育ちながら、塾にも行かず府内トップ高校に進学した橋下氏は、スポーツも目いっぱいやりながら早稲田大学に進学し、親の援助も受けずに司法試験に合格しました。まさにサクセスストーリーですが、彼には、他人の力をほとんど借りずに自分の努力だけでそれを成し遂げたという強烈な自負があるのです。だからこそ、「できない」人が許せ
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