昨年11月にリリースされたアルバム『AINOU』が非常に大きな反響を呼んだ中村佳穂。『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)や『バズリズム02』(日本テレビ系)といった地上波の音楽番組、あるいはASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が主宰した『APPLE VINEGAR –Music Award- 2019』での大賞受賞などを契機としながらも、それが一過性の盛り上がりには終わらず、口コミで評判がジワジワと広がり続けたのは、中村佳穂BANDとともに作り上げられた楽曲の完成度の高さはもちろん、ライブにおける彼女の歌の圧倒的な存在感が、インパクトを与え続けたからに他ならない。 あれから8か月、満を持してリリースされる待望の新曲“LINDY”が到着した。「ゼロから始める民族音楽」をコンセプトに掲げ、自作の楽器であるエレキ六線を用いる馬喰町バンドの武徹太郎と織田洋介を新たに迎