9月7日、日本ベリサインは企業内ネットワークへの安全なリモートアクセスを実現する「VIP(Verisign Identity Protection)エンタープライズゲートウェイ」を発表した。既存のワンタイムパスワードの弱点を解消し、導入や運用の負荷を軽減した。 クラウド時代は境界があいまい ベリサインは高いシェアを誇るSSLサーバー証明書関連のビジネスのほか、今回発表されたようなIAS(Identity Authentication Service)という認証ビジネスを展開している。発表会の冒頭で日本ベリサインのIAS製品本部の本部長 坂尻浩孝氏は、最新のインターネットの利用環境の変化について解説した。 現在ではインターネットを利用するデバイスが多様化しているほか、利用場所も固定されなくなっているほか、「クラウド環境になると、内と外と境界が曖昧になるため、ゲートウェイでは脅威を防げなくなる
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