一般的に討論会やトークショーで多くの人を集めるには、世間のニーズに応じたタイムリーな話題を提供できるかどうかが重要なポイント。それを知りたいと思う人が多ければ、自ずと会場には人が詰めかけるはずだ。ところが先日、英国では主催者が「気まずい時間を約束する」と豪語する妙な会議イベント、その名も「Boring(退屈) 2011」なるものが開催された。日常ではあまり人々が関心を示さないような話題について、専門家たちが話をするというこのイベント。しかし主催者の思いとは裏腹に、チケットはすべて売り切れるほど盛況だったそうだ。 このイベントを企画したのは、DVD販売会社でアルバイトをしている30歳のジェームズ・ワードさん。もともとブログ「I Like Boring Things(私は退屈なことが好き)」を運営しているワードさんは昨年、「冗談半分で」(英紙サンより)今回のイベントの前身となる小さな集会を始め
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