IoTベンチャーのRABO(東京都渋谷区)は9月24日、飼いネコの活動データを可視化するサービス「Catlog」(キャットログ)の提供を始めた。飼い主がネコに首輪型の活動量計を装着すると、収集したデータをクラウド上で分析し、運動量や食事回数、睡眠時間などをスマートフォンアプリ(iOS)上に表示する。飼い主は仕事中・外出中でもネコの体調を把握できるため、健康管理につなげられるとしている。 加速度センサーを搭載する首輪型デバイス「Pendant」で、ネコの行動ログを取得。室温センサーを内蔵する中継機器「Home」が、無線LAN経由でデータを受け取り、Amazon Web Services(AWS)上のサーバに送信する。AWS上でデータを分析し、「1分間運動しました」「ご飯を食べました」「20分間歩きました」――といった行動をアプリ上で報告する仕組み。運動量などの時系列変化をグラフ化して表示する
トイレにガジェットやセンサーを取り付けることで、用を足した人の尿や便から健康状態をチェックするシステムを開発した──米スタンフォード大学医学大学院は4月6日(現地時間)、こんな研究結果を発表した。備えたカメラの映像と機械学習で、肛門の模様などからユーザーを特定し、尿の成分や流量、便の形状から、医師と同程度の精度で健康状態をチェックできるという。 研究チームは、洋式トイレの便座に圧力センサーやモーションセンサー、尿検査試験紙、各種カメラを設置した。 研究チームが開発したスマートトイレシステム。指紋と肛門でユーザー認証し、尿や便から得られた健康情報をクラウドサービスに送れる(画像は論文から引用) まず圧力センサーでユーザーが便座に座ったことを検知。モーションセンサーで放尿を検知すると、尿成分分析の試験紙の位置を調整する。2台の小型ハイスピードカメラ(GoPro HERO7)を用いて尿の流れを撮
福岡市長 高島宗一郎オフィシャルブログ Powered by Ameba 高島宗一郎オフィシャルブログ「Powered by Ameba(福岡市長 高島 宗一郎 公式ブログ) 公道で自動運転バスの実証実験スタート! GPSの位置情報だけでなく、事前にルート画像を学習しているので、レーザーセンサーで画像を確認しながら進み、障害物を避けたり車線変更もします。ですからバスのようにあらかじめ決まったルートを走る走行に最適です。 コミュニティバスを走らせたくても採算が合わないエリアも多い中で、これは将来大きな力となってくれるはずです。今日は周辺校区の皆さんからも期待の声を沢山聞きました。 今回の実証実験は福岡Smart East(九州大学箱崎キャンパス跡地のまちづくり)での実装を前提に、群馬大学の小木津先生に多大なご協力をいただき実現しました。また西鉄バスのプロドライバーにサポートいただきながら安全
アマゾンが新しく発表したスマートグラス「Echo Frames」。招待順でのテスト販売中。30gと軽く、販売価格も179.99ドル(約1万9000円)と、今の同種製品よりずっと安い。 撮影:西田宗千佳 「いままでとはまったく違う通信技術だ。この技術の登場により、既存技術では埋められないギャップが存在したことが明らかになるだろう。業界にオープンに公開し、IoTの世界を変えたい」(ベゾスCEO) 9月25日(現地時間)米アマゾンは、ワシントン州シアトルにある同社本社で、2019年末以降に発売する新デバイスの発表会を開いた。発表会後のパーティーに現れた、同社のジェフ・ベゾスCEOは、発表された製品以上に、ある技術について熱っぽく語った。
2019年8月23日 13時頃からAmazon AWS 東京リージョン でシステム障害が発生し、EC2インスタンスに接続できない等の影響が発生しています。ここでは関連する情報をまとめます。 AWSの障害報告 aws.amazon.com AWS障害の状況 障害発生時間(EC2) 約6時間 2019年8月23日 12時36分頃~18時30分頃(大部分の復旧) 障害発生時間(RDS) 約9時間半 2019年8月23日 12時36分頃~22時5分頃 障害原因(EC2) 一部EC2サーバーのオーバーヒートによる停止 制御システム障害により冷却システムが故障したことに起因 影響範囲 東京リージョン(AP-NORTHEAST-1)の単一のAZに存在する一部EC2、EBS、およびRDS。 発生リージョンは東京。東京近郊4データセンター群の内、1つで発生。 日本国内のAWSの契約先は数十万件とみられる。*
スマートシューズ「ORPHE」(オルフェ)シリーズを開発するベンチャー企業のno new folk studio(千代田区)は7月1日、専用センサーとシューズ、スマートフォンアプリを組み合わせることで、走るだけでランニングフォームを確認・分析できる「ORPHE TRACK」β版の予約受け付けを、Webサイトで始めた。β版ユーザーからのフィードバックを受け、製品をアップデートする。 価格は税込み3万2184円。7月中旬ごろまでに発送する予定だ。ユーザーからのフィードバックを基にアップデートしたシューズを年末にリリースする予定で、β版ユーザーは無償で交換できる。 製品は、ランニングシューズ「SHIBUYA」とセンサーモジュール「CORE」のセット。対応アプリ(iOS用)と組み合わせれば、走っている最中の着地法や、着地時の足の傾き(プロネーション)、接地時間、ペースなどをセンサーで検知し、アプリ
米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)の研究データが昨年、サイバー攻撃により盗まれていたことが、米連邦政府の監察総監室(OIG)が6月18日付で公開した報告書(リンク先はPDF)で明らかになった。 2018年4月にJPLのネットワークに侵入した攻撃者が約10カ月の間ネットワーク内の多数の脆弱性を利用して行動範囲を広げ、火星科学研究探査機のデータを含む約500MBの機密データを盗んだ。深宇宙通信情報網DSN(ディープスペースネットワーク)のデータにもアクセスした痕跡があるため、JPLのネットワークからDSNの宇宙飛行関連システムを切断したという。 攻撃者の侵入口はJPLのネットワークに無許可で接続していたRaspberry Pi端末だった。本来ならば最高情報責任者室(OCIO)がネットワークに接続するすべての端末を管理しているはずだが、正常に機能していなかった。管理者の1人は
ソニーネットワークコミュニケーションズ、NEC ネッツエスアイ、オリックスは、ソニー独自の低消費電力広域(LPWA)通信規格であるELTRES(エルトレス)を採用したIoTネットワークサービスに関する共同事業において、本日よりパートナープログラム参入企業の受付を開始することを発表した。同ネットワークサービスは、関東、東海、関西の主要都市を中心に順次提供を開始し、2020年度上期中の全国展開を目指す。 ELTRESは、長距離安定通信、高速移動体通信、低消費電力という特長を持つ、ソニー独自の低消費電力広域(LPWA)通信規格。2018年9月より東京都内にてプレサービスを提供し、ソニーネットワークコミュニケーションズ、NEC ネッツエスアイ、オリックスの3社が、日本国内におけるパブリックサービス開始を目指してきた。 本日より受付開始するパートナープログラムには、4つのカテゴリに別れている。 パー
ソニーはこのほど、IoT向けに独自開発した通信規格「ELTRES」(エルトレス)に対応する通信モジュール「CXM1501GR」を発表した。IoT機器に同モジュールを組み込むと、ソニーが今秋から提供するELTRESを活用したネットワークを使える。価格は5000円(税込)で、6月からサンプルを出荷する。 ELTRESは、低消費電力で長距離通信ができる「LPWA」(Low Power Wide Area)の一種。ボタン電池1個で動作可能で、見通し100キロ以上の伝送性能や、時速100キロ以上で走行するクルマと通信できることが特徴だ。 新開発のモジュールは、このELTRESに対応するもので、920MHz帯の電波を発信する変調LSI、外付けアンテナなどを内蔵。さらに時刻情報と位置情報を取得するため、準天頂衛星「みちびき」や米国GPSなどの衛星測位システム「GNSS」の信号を受信するLSI、高周波回路
この記事はデジサートのWebサイトに掲載された「Why Home Network Security Is Important」をデジサート・ジャパンが日本語訳、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。 日々の生活にIoTが浸透しつつあります。家電がネット接続することで多くの利便性をもたらすと同時に、外部から不正アクセスされる危険性も忍び寄っています。残念ながら、まだ多くの人々がその危険性を強く意識していません。 家電への不正アクセスといえば、2016年10月に起きた大規模なDDoS攻撃を思い浮かべる方もいるでしょう。TwitterやSpotifyといったサービスが利用できなくなるなど、史上最悪規模といわれた事件です。 パスワードが工場出荷時のままなど、セキュリティ対策が十分にとられていないIoTデバイスが大量に悪意のあるソフトウェア「Mirai」に感染し、DoS攻撃の
パナソニックは3月25日、同社が提唱する次世代PLC(Power Line Communication)技術が国際標準規格「IEEE 1901a」として承認されたと発表した。「IoT(Internet of Things)PLC」をうたい、利用状況に応じて周波数帯域を制御し、通信距離や通信速度を変更できるスケーラブルな通信が特長だ。 パナソニックが開発したHD-PLCのWavelet OFDM(※)方式をベースに拡張した電力線通信規格。利用する通信帯域を標準、2倍、4倍などに変更できるのが特長で、2倍モードなら500Mbps、4倍モードでは最大1Gbpsの通信が可能になる(4倍モードは同軸線や専用線の利用が前提)。逆に通信帯域を2分の1、4分の1とすれば通信距離を延ばせるという。 ※Wavelet OFDM:時間軸と周波数軸で共に直交する性質を持つWavelet変換を用いたOFDM(直交周
Amazonは、全世界で「Dash」ボタンの販売を終了することを決めたと米国時間2月28日に明らかにした。人々が使用を続ける限り、同社は既存のDashボタン経由での新規注文をサポートし続ける予定だ。 それでは、Dashボタンはなぜ廃止されるのだろうか。Amazonによると、このデバイスは、コネクテッドホームの概念を今日のものに近づけるのに貢献したため、自らの成功の犠牲になってしまったという。 当初からDashプログラムの拡大に尽力したAmazonのバイスプレジデントのDaniel Rausch氏によると、Dashボタンが最初に発売された2015年の時点では、コネクテッドホームガジェットの選択肢は今よりもはるかに少なかったという。Amazonの従業員は、ペーパータオルやプリンタのインクなどの食料雑貨類、わざわざ外出して購入することを面倒くさく感じるほかのあらゆる商品について、「購入の手間を不
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く