McAfee Avert Labs Blog 「A new root’Kid’ on the block」より May 4,2007 Posted by Aditya Kapoor, Rachit Mathur McAfee Avert Labsでは,新たに登場した寄生型ワーム「W32/Almanahe.a」の活動を4月中旬からから観察している。このワームは寄生型という特徴以外にも,存在を隠ぺいする目的でルートキットの手法を採用している点が特に興味深い。 “ルートキットの手法”は,単純な「ユーザー・モード」から複雑な「カーネル・モード」まで実に多様である。大抵の手法では,正常な関数コールやAPIの実行パスに一種のフックを設ける。手法の詳細については,最新ホワイトペーパー(PDF形式)で説明している。 ホワイトペーパーの解説にある通り,広く使われているカーネル・モードのフック手法は,システム