こんにちは! ベトナム料理普及家のKi Yamamotoです。 家でできるベトナムご飯、アジアご飯のレシピや調味料、食文化に関する情報を発信している僕が今日紹介するのは、台湾料理の「三杯鶏(サンペイジー、サンベイジー)」をアレンジした「三杯鶏風 鶏むね肉と大葉の炒め煮」です。 台湾では家庭料理としてもおなじみの三杯鶏は、同量の酒、しょうゆ、ごま油の3つの調味料で作るこってりしたたれと、ミントのようなさわやかな香りの台湾バジルを合わせた鶏肉の炒め煮。昔、中国料理店で一緒に働いていた台湾人のスタッフさんがまかないで作ってくれた三杯鶏がウマすぎて、ご飯を山盛りでおかわりしたのをよく覚えています。 今回はその三杯鶏を、鶏むね肉と台湾バジルのかわりの大葉で作りやすくアレンジ。台湾のしょうゆは日本のものよりもコクがありちょっと甘めなので、僕のレシピでは砂糖も少量加えています。 フライパン1つでできるシ
こんにちは! 鮮魚魚武の三代目、料理家の魚屋三代目です。 初ガツオの季節がやってまいりました! カツオは年に2回旬を迎え、9月から11月くらいに食べられる秋の「戻りガツオ」は脂のりがよく、3月から5月くらいまで食べられる春の「初ガツオ」はさっぱりした味わいが特徴です。今年の初ガツオは例年よりも遅く、4月になって市場に出回り始めました。 今回はその初ガツオを、ひと手間かけて美味しく食べる丼ものレシピです。しょうゆだれに漬けたカツオをご飯にのせ、そこに熱々のにんにく青唐辛子ごま油をジュワッと回しかけてうま味と風味をプラス! 青唐辛子のさわやかな辛さが強烈でご飯がすすみますよ。 この時期はカツオの柵がお買い得になっていることも多いので、柵をキレイな刺身に切るポイントもご紹介しますね。 魚屋三代目の「初ガツオのにんにくごま油がけ丼」 【材料】1人前 カツオの刺身 8切れ程度(柵なら100g程度)
こんにちは! ベトナム料理普及家のKi Yamamotoです。 家でできるベトナムご飯、アジアご飯のレシピや調味料、食文化に関する情報を発信している僕が今日紹介するのは、台湾や中国・北京などで食べられている屋台メシ「葱油餅」(ツォンヨウビン、ツォンヨウピン)です。 粉とねぎ、塩、油とシンプルな材料で作った生地を焼いた、クレープのようなお好み焼きのような、具入りのデニッシュのような一品。これが、素材それぞれの美味しさが引き出された名品なんです。 僕が台湾の夜市で食べた思い出の葱油餅は、外はカリカリ、中はもっちりとろ~り。ねぎの香りがふわっと広がり、これウマいですね! と思わずお店の人に話しかけちゃいました。 今回はその葱油餅を僕なりに作りやすくアレンジ。ラードやもち粉、強力粉を使うレシピもありますが、今回はできるだけ身近な材料でいきます。お酒のおつまみやおやつ、小腹が空いたときの軽い食事にぴ
こんにちは。プロダクトデザイナーときどき料理人、ツジメシこと辻村哲也です。「ツジメシの日常メシと週末メシ」、今回は日常メシ。用意しておいたら食べる時の調理は気軽で簡単な「分散調理」シリーズです。 「分散調理」とは僕が勝手に言っている用語でして、手の空いた時に用意しておいたら、食べる時の調理は短時間で簡単に、しかもそのときは細かい計量などの気を使う作業もできるだけしないで済ませよう、という方式です。 仕事の合間に脳のリソースを消費せずに済むので、在宅勤務に向いていると思います。 以前紹介した、仕込んでおいたらすぐできるチキンカレー。 www.hotpepper.jp このレンジパスタも分散調理ですね。 www.hotpepper.jp 今回は最近人気の酸味とほんのり甘みが効いたインドのポークカレー、「ポークビンダルー」の分散調理版をご紹介します。カレーというと長時間煮込むイメージがありますが
今やすっかりカレーブーム。ルーを使ったお家カレーに限らず、複数のスパイスを組み合わせた本場仕込みのカレーや、独自の解釈が加えられた創作カレーを気軽に味わえる時代となった。大手アパレルショップがカレー屋をオープンしたり、音楽とカレーをメインに据えたイベントが各地で開催されたり...etc. その盛り上がりを示す例を挙げ連ねればキリがない。料理ジャンルという枠組みを超え、ポップなストリートカルチャーとしての側面すら持ち始めている。気が付けば、多種多様なスパイスから生まれる奥深い風味の虜に…という方もいるだろう。ここだけの話、筆者は完全にそのクチである。そんな我々を魅了するスパイス料理はカレーだけにとどまらず、「ビリヤニ」というマニアックな料理もブームの兆しを見せている。そこで今回は、注目のビリヤニの作り方を、“流しのビリヤニ師”に聞いた。 バスマティライス(インドやパキスタンで栽培されている米
こんにちは。プロダクトデザイナーときどき料理人、ツジメシこと辻村哲也です。「ツジメシの日常メシと週末メシ」シリーズ、今回は週末メシ。この週末はちょっと一手間かけて、普段と違う美味しいものを作ってみませんか? 空豆+ディル+インディカ米+ラムがクセ強でうまい! 何年か前にイラン料理屋さんで食べて、その組み合わせに驚きつつとても気に入って、それ以来空豆の季節には毎年作っている「空豆ディルご飯」こと「バガリポロ」をご紹介します。 ペルシア語でバガリは空豆、ポロはご飯(ポロ/ポロウは中央アジアのプロフ、インドのプラオ、そしてヨーロッパのピラフとも繋がっている言葉ですね)。 彼の地では骨付き羊肉の煮込み「マヒチェ」が一緒に食べられることが多いようで、お店でもセットで提供されていたりします。確かにこのご飯と羊肉の相性は抜群です。煮込みはちょっと大変なので、今回は手軽にラム肉のステーキ添えにしました。
こんにちは! ベトナムとアジア料理研究家のKi Yamamotoです! ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもぴったりの肉豆腐。豆腐と豚肉をしょうゆ、酒、みりんなどでじっくり煮込んで味をよ~くふくませたレシピが多いですが、今回は調味料も少なく、調理も簡単、短時間でしみしみにできるレシピで作ってみました。 豆腐の代わりに厚揚げを使うことで、短い時間でも表面にしっかり煮汁がしみ込むのと、塩味とうま味のあるナンプラーで調味料を減らして作りやすく、美味しく仕上げます。カラメル化させた砂糖でコクを出し、にんにくを効かせるのもポイントですよ。 Ki Yamamotoの「にんにく厚揚げ肉豆腐」 【材料】(1人分) 厚揚げ 1/2丁(90g程度) 豚バラ肉 50g 長ねぎ 30g にんにく 1かけ ナンプラー 小さじ2 砂糖 小さじ1と1/2 黒こしょう 少々 水 100ml サラダ油 小さじ1 作り方 1
こんにちは。プロダクトデザイナーときどき料理人、ツジメシこと辻村哲也です。「ツジメシの日常メシと週末メシ」シリーズ、今回は日常メシ。 何かと胃腸に疲れがたまりがちで、食材の値段も高騰する年末年始。そんなこの時期の胃にも財布にもやさしくて身体も温まる、手軽な温かい汁そばです。 鰹節や昆布などの出汁は使わず、通年価格が安定しているきのこたっぷりと豚肉、調味料だけでしっかりした美味しさ。きのこはうま味の舞茸とえのき、食感のなめこを組み合わせました。豚は片栗粉をまぶすことでパサつかず、汁に適度なとろみもついて身体も温まります。 10分加熱するだけできのこのうま味をしっかり引き出す理屈、そのほか今回なぜこの作り方なのか、レシピ中の※印の注釈を後半に書いていますので、よろしかったら最後までお付き合いください。 ツジメシの「豚きのこそば」 材料(1人分) 舞茸 70g えのき 50g なめこ 30g 豚
このブログは、どこにでもある材料で、誰にでもできる料理を載せています。 ◆大さじ1杯の生クリーム、卵黄5個分などの「残りどうすんねん」という使い方 ◆ローリエ、バルサミコ酢、ワインビネガー、バーニングマンダラー、備中ぐわ、千歯こき・・・ などオシャレな調味料や必殺技、農具は使いません。 どうぞゆっくりしていってください。軽い気持ちで。足をくずして。カリフラワーの身にもなって。 めっちゃおススメのブロッコリーの食べ方です!(4/1の「スッキリ」で紹介して頂きました) 全日本ハッシュド協会の私ですが(会員数1名)、ブロッコリーがこんなにハッシュドにむいてるなんてびっくりしました。生のままザクザク切って混ぜて焼くだけなんでめっちゃ簡単です! 周りは片栗粉とチーズでカリカリ、中はホクホク&溶けたチーズが絡まってほんま美味しいです!粉が少なく、卵も入ってないんで軽くてペロッといけます。ブロッコリー苦
2022年9月18日(日)強雨 留学中にホームステイしていたお宅で、おばあちゃんに時々イラン料理の作り方を教えてもらっていました。帰国後も、年に数回は自分のために作っていたのですが、改めて記録を取ることで、自分の人生に入場してきたイラン料理たちをここに定住させたいと思い立ちました。 おばあちゃんに教わったものを基本に、もう一度食べたい料理を作り、それを記録していこうと思います。 第一回はセロリの煮込み、ホレシュテ・キャラフス。おばあちゃんに教わった料理の一つです。定番料理であり、日本でも材料を揃えやすい上、作り方も難しくありません。 材料(2人分) 工程 メモ:家の味と外の味とおばあちゃんの味 メモ:標高と調理の関係 メモ:アレンジ レモン果汁 セロリの他のハーブ 肉 米を茹でる際の油 米のおこげ 米の香り付け おまけ:木べらの話 材料(2人分) セロリ 1本(約130g前後) イタリア
料理研究家リュウジさんとゲストがお互いのレシピをトレードし、料理をしながら語り合う本連載。今回のゲストは、料理人であり作家としても活躍する樋口直哉さんです。 料理界きっての理論派である樋口さんと、自称「邪道」のリュウジさん。一見すると正反対な二人ですが、実は「料理の理屈が大好き」という共通点があります。リュウジさんは、樋口さんの影響を強く受けているのだとか。 そんなリュウジさんが作る樋口さんのレシピは「トマトソース」。二人のトマトソースには、いったいどんな違いがあるのでしょうか? 樋口直哉さんのトマトソース トマトソース 材料(2⼈分) ホールトマト缶…1⽸(400g) ⽟ねぎ…1/8個(20g) にんにく…1⽚ オリーブオイル…⼤さじ3 オレガノ(乾燥)…⼩さじ1/2 塩…⼩さじ1/4 作り⽅ 1. ⽟ねぎとにんにくをみじん切りにする。 2. 鍋ににんにくと⽟ねぎ、オリーブオイルを加え、
TrinityNYC @TrinityNYC 我が家のパン職人が、また何やら、極めました。 これはアメリカでは、サザン・ビスケット(Southern Buiscuit)と呼ばれるパンの一種、南部料理です。ケンタッキーフライドチキンについてくる、あれです。味、食感、高さ、どれをとってもプロの仕事。 作り方を見てたので、以下にレシピを書きます。1/ pic.twitter.com/Rsxrxcr3ZR 2022-03-25 21:58:33 TrinityNYC @TrinityNYC 材料: ① Self-Rising Flour 3カップ ② 生クリーム(Heavy Cream) 3カップ 以上です😃 Self-Rising Flourというのは、最初から、ベーキングパウダーが入っている小麦粉です。生クリームの油脂を使うので、バターは要りません。 2/ pic.twitter.com/k
このブログは、どこにでもある材料で、誰にでもできる料理を載せています。 ◆大さじ1杯の生クリーム、卵黄5個分などの「残りどうすんねん」という使い方 ◆ローリエ、バルサミコ酢、ワインビネガー、バーニングマンダラー、備中ぐわ、千歯こき・・・ などオシャレな調味料や必殺技、農具は使いません。 どうぞゆっくりしていってください。軽い気持ちで。足をくずして。バスに乗って揺られて。 お待たせいたしました… あちらのお客様からです。(どういう状況) あの冷凍からガチガチゴンシリーズの鶏チャーシュー、レンジ版が完成しました。柔らかい! これまで炊飯器で作ってたんですけど コレ。⇒炊飯器で鶏チャーシュー 炊飯器で作ると ・ご飯炊かれへんからダイエットに良い ・掃除がちょっと大変で一生懸命ゴシゴシしていると心も洗われる ・匂いが残って数日幸せ ・炊き上がるまで時間かかるからその分色んな作業がはかどる っていう
こんにちは! 料理家の美窪たえです。 本日は、シンガポールでよく食べられている鶏料理「ペーパーチキン(紙包鶏)」をご紹介していきます。 このレシピの特徴はなんといっても、調味料やお肉のうま味を全て堪能できることにあります! 耐熱性のある調理用ペーパーに包んだまま調理するため、素材や調味料のうま味を逃さず調理することができるんです。 少なめの油で揚げ蒸し焼きにする独特の調理法で作ります また、ペーパーチキン(紙包鶏)は、少めのサラダ油で揚げ蒸し焼きにするため、鶏もも肉がびっくりするほど柔らかく仕上がります。 じんわりと抽出された香味野菜と鶏もも肉のうま味が滲み出たタレごと、ご飯の上にのせてしまえば、箸が止まらなくなってしまう……。そんなシンガポールの絶品おかずをご紹介していきます。 これはうまそうだ…… ペーパーチキン(紙包鶏)の作り方 材料(2人前) 鶏もも肉……1枚(約300g) 長ネギ
今まで紹介したレンジのハンバーグで個人的に優勝。この手間でこの味になるかと驚くほど簡単で、本当に美味しい(包丁不要。ボウルで捏ねないからヌルヌルの洗い物もナシ) 卵の有無、練り具合、つなぎの量など何度も試作しました。柔らかくジュ… https://t.co/BXntIVz5NQ
昔、食育通信onlineというサイト用に作ったレシピです。禁断の、という名前の由来は常軌を逸した量のオリーブオイルを使うから。オリーブオイルをテイスティングしているとレモンや青いイチゴの風味といったニュアンスを感じるオイルと出会うことがありますが、そうしたフルーティ系のオイルを使うと上手くいきます。 オリーブオイルケーキ A バニラペースト 2g(またはバニラオイル 少々) A グラニュー糖 80g(甘さ控えめが好きなら60g) A 卵黄 2個(38g) A レモン汁 25g A レモンの皮 1g(少々) EV オリーブオイル 160g 小麦粉(薄力) 110g 卵白 110g(4個分) グラニュー糖 50g 〈仕上げ用〉 グラニュー糖(細粒) 15g 塩 3g お菓子作りが趣味の方はオイルの量に驚かれると思います。通常のケーキに使う油脂の量は小麦粉にたいしてパウン
(※この記事は緊急事態宣言前の2020年12月頃に取材したものです) 回鍋肉には四川風と日本式の2種類がある 四川料理のスゴイ人、日本橋の中華料理店「リバヨンアタック」料理長の人長良次さんに、回鍋肉を作ってもらいました。 四川風と日本式、ふたつの回鍋肉はぜんぜん違ってそれぞれうまい。 そしてこのふたつ、言ってしまえば「同じ料理」なんですよ。 その理由は、読めばわかる。やればできる。 回鍋肉の回 ──回鍋肉のホイとはどういう意味なんでしょう。「中華鍋をガンガン振り回して作るぜー!」っつーイメージの字面なんですが。 人長:たしかにホイ(Hui)とは「回る」ということなんですけど。 人長:ひとつの鍋の中で、まずかたまりのお肉を茹でるんですよ。で、それを薄く切って、また鍋で炒めて焼き目をつける。そして鍋から出して、今度は醤(ジャン)と一緒に炒める。 茹でる、焼く、炒める。このように肉が何度も鍋へ出
「おうちで中華」の全レシピ一覧です。料理は調理法別に分類されていて、料理名からレシピへ飛べます。(→食材別一覧もあります) 本ページの一番下には、これまで刊行したお得なマガジン(10~50個のレシピがまとまっています)のリンクもありますので、併せてご検討ください。 涼菜(冷菜)- 野菜類 拍黄瓜(キュウリの冷菜) 老虎菜(青唐辛子とパクチーときゅうりのサラダ) 涼拌土豆絲(千切りじゃが芋の冷菜) 涼拌胡蘿蔔絲(千切りニンジンの冷菜) 涼拌木耳菜(ツルムラサキの冷菜) 涼拌青椒西紅柿(青唐辛子とトマトの冷菜) 番茄喃咪(ダイ族のトマトソース) 新疆老虎菜(新疆式・青唐辛子と夏野菜のサラダ) 涼拌茄子(蒸し茄子の冷菜) 茄泥(胡麻だれ茄子) 焼椒茄子(焼き唐辛子と茄子の冷菜) 涼拌意大利瓜(千切りズッキーニの冷菜) 涼拌金針菇(えのきだけの冷菜) 涼拌竹筍(筍の冷菜) 涼拌薄荷(ミントの冷菜)
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