フリーコンサルの羽生です。 先日までベンダのコンサルティングチームの一員としてクライアントのBPR構想策定プロジェクトにアサインしておりました。ファーム出身者の私は、これまでコンサルファームやクライアントサイドで支援することはあっても、ベンダの立場で働くことはありませんでした。それゆえか、構想策定の進め方やアウトプットに対するこだわりのようなものが、ファームのソレとは違う部分があったので、今回はこのことをざっくばらんに書いてみようと思います。 もちろん、一案件の経験を「ITベンダとは、~である」と一般化するつもりもないので、「あー、そんなこともあったのね(笑)」というお気持ちでお読み頂けると幸いです。 ■どんな案件だった? クライアント名は明かせませんが、ある大手企業で、他社から受注しているBPO業務のクラウド化を行なうにあたり、働き方改革も兼ねつつ、システム化方針を検討しよう!という案件